平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
4月3日付け「しんぶん赤旗」。日本貿易振興振興機構が行ったアンケート調査(複数回答)によると、企業の8割近くが海外進出する理由に「海外での需要増加」6割が「日本国内での需要減少」を挙げています。政府や経団連などが言う「国内人件費が高いため企業が海外へ逃げる」という理由で海外進出している企業はわずか1割足らずです。
日本はこの15年間、経済成長が止まった国になってしまっています。GDP、賃金が下がり続けている国は先進国の中では日本だけです。資本金10億円以上の企業が溜め込んでいる過去最高額にもなる260兆円もの内部留保のほんの一部でも働く人や社会へ還元するべきではないでしょうか。正社員が当たり前の将来展望を持って働けるルールつくりと、総賃金の底上げこそが、経済循環をさせ国内需要を引き起こし、結果的に企業全体の利益にもつながるのではないでしょうか。
今日は、小雨降る中、調べたい事もあったため夢前町へ。
「会」の方が作成設置した新たな看板。
幟端も1年を経過しボロボロになっていたため、新しい幟端に取替えがされていました。
産廃反対運動に関わっていない地元の人と話しをすると「処分場は設置許可がおりてるんやろ?」と、言う人がまだまだ大勢いることにびっくりしました。正確に言うと、事業者は申請準備を着々と進めているものと思われますが、現段階では、兵庫県も姫路市も申請書の受理さえしていません。正確な情報が、処分場計画地の目と鼻の先に住む地元住民に伝わっていないことに驚きました。議員である私の広報活動も含め、正確な情報を多くの住民に伝えていかなくてはなりません。
5月でブログを始めて1年になります。1年足らずの間に10万アクセスを超え、多くの皆さんにご覧頂いている事にあらためてお礼申しあげます。
表題にある、皆様からのコメントについてですが、産廃問題を中心にたくさんのコメントが現在寄せられています。誹謗中傷を除いては積極的に公開するようにしてきたのですが、最近ではあまりに生々しい情報や、企業名を挙げての具体的情報がたくさん寄せられています。全てをコメント欄で公開したいのですが、残念ながらそういう訳にもいかなくなってきています・・そのことについてはお許し下さい。ただ、コメントで頂いた貴重な情報については私なりに真面目に真剣に調査をさせて頂いておりますので、引き続きどんどん情報をお寄せ下さい。お待ちしています。
今日、労働基準監督署に用事があったので、以前より気になっていた改正労働契約法の概要パンフレットをもらいました。
恒常的業務に有期契約労働者を配置させる事を実質認めた法改正であり、大変不十分なものではありますが、この法改正を生かした闘いに知恵を出さなければいけません。
法改正のポイントは①契約期間が5年を超えれば、労働者の申し込みにより無期契約に転換できる②一定の条件を満たしている有期契約労働者については「整理解雇4要件」を満たしていないと解雇できない③有期契約労働者と無期契約労働者との賃金も含めた一切の労働条件の差別の禁止。です。ただこの3つの法改正を生かすも殺すも労働者の運動と闘い次第です。例えば①については、5年未満で大量雇い止めもあるでしょう・・・。労働契約法改正を受けて、正社員化への道が法で記載されました。正社員化への展望を有期契約労働者にどのように示し、闘いと運動をどのように広げていくか大きな課題です。
今日は赤穂へ。20日(水)赤穂市民会館で日本共産党演説会がありました。
左から、金田みねお県党国政事務所長、川本孝明市議、越智やすゆき市政対策委員長、小林とくじ市議、穀田恵二衆院議員
赤穂市では24日告示、31日投票で赤穂市会議員選挙が行われます。現在、赤穂市では議員定数20に対して4議席を日本共産党が占めており、議席占有率は20%にもなっています(姫路市議会での共産党議席占有率はわずか8.7%)。
西播地域では、福崎町の日本共産党員町長である嶋田正義町政で、中学3年生までの子ども医療費無料化(通院・入院)が実現されたのを皮切りに、赤穂市でも福崎町に続けと粘り強く議会で取り上げ実現させ、今や西播地域一体にまで中3までの子ども医療費無料化は広がっています(姫路市では来年度からようやく入院のみ無料化・・)。赤穂市では、その他にも住宅リフォーム助成制度、高すぎる国民健康保険料の引き下げ、コミュ二ィバス導入など、子育て世代、中小業者、高齢者の願いを実現してきました。これまで日本共産党赤穂市議団は「住民福祉の増進」という地方自治体の目的である施策を粘り強く実現させ、西播地域では福祉施策の先進的な役割を果たしています。