月別アーカイブ:2012年5月

入江事務所当番 ~ 夢前町浄水場調査

ブログ初公開。写真が僕の事務所です。英賀保駅から西へ徒歩10分くらい京見橋の東です。

毎週木曜日の午前中が僕の当番日で、その他の日は地域後援会の方が交代で当番をして下さっています。

開所時間は10時から4時。日曜日は閉まっています。労働、介護、医療、福祉、多重債務など多くの相談がこれまでも寄せられています。

必要があれば良心的な弁護士もご紹介します。相談は無料。お気軽に起こし下さい。079-239-7520.

お昼からは産廃問題に絡み置本・岡浄水場の調査。

写真下にあるのは、処分場計画地からわずか500mに位置する岡浄水場。

中国道北側ほぼ真下にあります。

岡浄水場は処分場計画地のやや上流にあるものの、写真にあるように地下5mから取水しています。

ですから処分場から出る浸透水を放出する地点より標高が低くなるのです。

岡浄水場から取水した水は、又坂配水池に配水されそこから古知校区全域、置塩校区の一部、谷を超えマロンタウンやチェリータウンにまで約4000世帯に配水されています。

さらに下流7キロには置本浄水場があります。

水戸地裁判決では5キロ下流に浄水場があることを理由に建設計画の差し止めが業者側に言い渡されています。

浄水場が汚染されることになると広範囲の住民に影響を及ぼすことは必至です。

水源地周辺にこんな危険な処分場は絶対に認める訳にはいきませn。

夜は置本公民舘で「美しい夢前の自然を愛する会」の会合がありました。会合の内容の詳しくは「会」の作成したホームページを。

 

 

夢前産廃問題 広がる反対運動 8

お昼から飾磨地域振興会の総会がありました。

総会終了後外に出ると強烈な雨と氷が・・車が傷まみれになるかと思う程激しく打ち付けてきました・・・。

所用のためそのまま夢前へ。

写真は県道を埋め尽くす「建設反対のぼり端」。反対運動はまさに最高潮。

姫路市、産廃業者は住民の声を聞け!!

夢前 産廃 問題 広がる反対運動7

今日は莇野集会所での産廃学習会に行ってきました。

写真は、建設予定地から徒歩1分のところに位置する、モリアオガエルの産卵地です。

5月から6月は、産卵時期ということで、現地に行ってきました。

モリアオガエルは兵庫県では絶滅危惧種として、レッドリストに指定されています。

 

今日夢前に行ってみると、県道沿いは、建設反対のぼり旗で埋め尽くされていました。

なかには、写真のようなムシロ旗まで・・・(^^)v

あぞのでの学習会

夢前 産廃 問題  広がる反対運動6

今日、あぞの集会所で産廃問題学習会を開催し、参加者の中から反対書名簿をPDFでアップロードして欲しいと要望がありました。

署名をPDFでアップしますので、ぜひご活用ください。

夢前町巨大ゴミ処分場建設反対書名簿

日本共産党の「提言」片手に街頭宣伝・商店街訪問 26日

今日はお昼から街頭宣伝と商店街約20軒を訪問。

日本共産党が発表した消費税増税に頼らない「財政再建」「社会保障の充実」の提言がダイジェスト版パンフとなって完成しました。

船場商店街をパンフレットを持って訪問しました。

個人商店主の皆さん口をそろえて「ただでさえお客さん減ってるのに消費税増税したらやっていかれへん。船場商店街で店始めてそんなに長くないけど、5軒店閉めたで」と。多くの小売店が仕入は消費税込みで支払って、販売時は消費税分を価格に転嫁できず、身銭を切って消費税を納めています。船場商店街を1軒1軒訪問し商店主とお話をさせていただきましたがユニークなお店がたくさんあるのに気づきました。中には創業60年・・というお店も。他にも掛け軸の細工屋さんや無線機屋さん和菓子屋さん、親しくしていただいてる「今里焼きそば」さんも大変ユニークなお店。消費税増税は地域の商店街にとっては壊滅的な打撃となります。消費税増税に頼らない新らたな道を多くの皆さんに伝えたい。「提言」中身の詳しくはhttp://www.jcp.or.jp/  でご覧下さい。

24日付け神戸新聞記事 「水道水源に産廃排水」

今日の神戸新聞記事。産廃最終処分場の7~9キロ下流に明石市の水道水を取水する浄水場がある。浄水処理後の測定で発がん性物質である「トリハロメタン」が管理目標のギリギリの数値まで上昇している。という内容。

明石市職員に早速電話をして事情を説明して頂きました。以下

産廃に触れた雨水は有機物を含み、河川に流出する。河川から水道水を取水する浄水場では、取水した河川の水に次亜塩素酸ソーダを注入し殺菌処理をしてから家庭に送水されていく。しかし、木くずや廃プラなど産廃に触れた有機物を多く含む河川の水と、殺菌のために注入する塩素が化学変化を起こし発がん性物質の「トリハロメタン」が上昇している。ということです。

次に産廃の立地自治体である神戸市職員に確認電話。以下

明石市の浄水場上流にある産廃処分場は4箇所。種類と容量は、安定型が2箇所で約376万立方m。管理型が2箇所で167万立法m。4箇所合計で約543万立方m。ということ。

夢前町で計画されている産廃処分場は埋め立て容量が513万立方m。いかに巨大な処分場かがわかってもらえると思う。

夢前町の場合、計画地から下流約6~7キロには置本浄水場があり日量2000立方mの水道水を送水している。その下流には田井浄水場、山崎浄水場もある。

巨大処分場が建設されれば影響は必至。姫路市民の水源地である美しい夢前川を守りたい。

 

産廃問題の根本的解決は産廃の排出元、製造元が、製品が産廃にならない、ゴミにならない製品を作ることにあると思う。

廃棄物の9割以上が産業廃棄物で、残り5%ぐらいが家庭から出る一般廃棄物です。ゴミ問題は一人一人の問題などとよく言われるけれども、この取り組みでは限界がある。廃棄物の9割以上を占める産業廃棄物を、製造段階から規制する法的規制が必要だと思う。例えばダイオキシンの発生原因となる塩化ビニールの製造元は大手3社が7割のシェアを占めている。こういった大企業への法的規制が必要ではないだろうか。

産業廃棄物の最終処分までの責任は、産廃業者にあるのではなく排出元にある。

産廃の排出元や国に対して「産廃廃棄物を受け入れる地域はない」ということを大きな反対運動で示し法的規制を求めていくことが大切だと思う。

 

 

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