平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
20日、姫路駅プリエ前で日本共産党ひめじ女性後援会による「若者を戦場へ送るな!戦争法案STOP!」街頭宣伝が行われ参加しました。演説中に熱心に話を聞いて下さる若者が2名いたので演説後に話しかけると、一人は「青山繁晴氏の講演にも行ったことがある。憲法9条を改正して日本も軍隊を持つべき。ただ、今回の安保関連法案は違憲であり反対。憲法9条を改正すべき」。もう一人の方は「戦争に巻き込まれることになる。僕は殺されてもいいけど、人は殺したくない」・・などなど。今回の戦争法案については、改憲論者も含め立場の違いはそれぞれあっても「立憲主義に反する」「違憲立法」「国民への説明が不十分」という理由で反対している方が多数いるのが特徴。国会では会期延長のスケジュールが進められているようですが、廃案に追い込むまで引き続き立場の違いのある方も含めて力を合わせて頑張ります。PS:話を聞いて下さっていた方が「しんぶん赤旗」を購読してくれる事に。
森ゆき子市議、苦瓜かずしげ市議もそれぞれマイクを持って訴えました。
宣伝後に地区委員会に寄るとKさんから私宛にお手紙付きで5冊の本が届いていた。私の山好きを知ってか全てが山の本。4枚の便箋に達筆な文字でびっしりと書かれた手紙には、Kさんが最近読まれた本の感想や、私へのお心遣として「お疲れ休みに山の本を読んで下さるとどんなに嬉しいか・・」、「すぐれた議員と刑事は靴が痛むといいますね・・」と、足が疲れにくいイタリア製登山靴メーカーの紳士靴の紹介まで・・。最後に「お目にかかってお話しているようになってきました。お身体お大切に」と。いつもお気にかけて下さり遠くから見守って下さっているのがKさん。私の唯一の趣味と言っていい山登りに合わせたお手紙からもKさんの見識の広さが伺える。議会中の緊張にあり、県会議員となって改めて巨大権力と向き合っている事を実感している今ですが、手紙を読み多くの方から期待を寄せられ県議会へ押し上げて頂いた事を改めて思い起させてくれる力の沸く手紙でした。ご期待にお応えできるよう力いっぱい頑張ります。
写真はお手紙の中で「山の本の中では名書」と紹介されている「山の足音」。議会が終わればじっくり読んでみたい。
16日、県内にある労組など7団体が「安保関連法案の速やかな廃案を求める意見書を提出されたい」とする請願書を県議会に提出しました。請願書を県議会に提出するには、県会議員が紹介人にならなくてはなりません。兵庫県議会で紹介議員となったのは、共産党と無所属議員のみで、自民・公明だけでなく、国会では安保関連法案に対し明確に反対の立場を表明している民主党までもが紹介議員になる事を拒否しました。今後、委員会、本会議の議論を通じて請願書の採否は決まるのですが、兵庫県議会民主党の対応が注目されます。また、請願書に対する民主党県連の態度からは、安保関連法案に対する民主党本部の真剣さと本気さも伺えるのではないでしょうか。
請願者代表と党県議団
14日、兵庫県教職員組合の定期大会にご招待して頂き神戸へ。会場は初めてお伺いする高教組会館。県警本部南側と聞いていたので県警本部を目指して少し不安に思いながら歩いていると目に飛び込んできたのが下の写真「教え子を再び戦場へ送らない」でした。
来賓あいさつとして、私からは戦争法案の3つの問題点①違憲立法②対米従属③歴史逆行。をお話させて頂き戦争法案反対の声をさらに大きく広げていくことを呼び掛けさせて頂きました。今、NHK「沖縄戦全記録」を見ながら、あらためて「教え子を再び戦場に送らない」という教職員組合のスローガンが心に響きます。
13日、西播地域ユニオンの15周年記念式典にご招待して頂きました。ユニオンとは個人でも加入できる地域労働組合です。実は私もユニオン労組の組合員で、組合員歴は14~5年になろうかと思います・・(大したお役に立てていませんが・・)。当時、姫路の革新労働運動の先頭に立って頑張っておられた国鉄労働組合出身の故浜下政之氏に進められ組合に加入しました。ユニオンは職場に労働組合のないもっとも立場の弱い労働者からの労働相談が多く寄せられます。地域にはなくてなならない駆け込み寺の役割を果たしています。これまでも残業代未払い・不当解雇・派遣切り・セクハラ等々多くの労働相談が寄せられ、相手方企業と団体交渉を行ったり、リーマンショック時の大量派遣切りの際には最高裁判所まで労働争議がされました。私も過去に、数回団体交渉に立ち会った事があり、相手方企業は弁護士を団体交渉の場に連れて来ることがよくあるのですが、前述の故浜下氏「役に立たん弁護士は引っ込んどれ!」という調子・・。
個人加盟の労働組合は問題が解決すれば、それで終わり・・という例が多く、西播ユニオンでも組織拡大が大きな課題にもなっています。現在、ユニオンの皆さんとは公契約条例制定に向けた取り組みなども意見交換をしながら進めさせて頂いています。また、今日の15周年記念では「戦争法案反対アピール」も読み上げられ全会一致で採決されました。戦争法案反対の一致点での運動でも力を合わせて頑張ります。ユニオンの皆さん今後ともよろしくお願いします。
長年の間、委員長を務められた撰梅前委員長からバトンタッチした大西委員長のご挨拶。
民族歌舞団「花こま」による三味線、太鼓の音頭に合わせた餅つき。谷川・苦瓜両市議も参加しました。
その後は、姫路医師会との懇談会が日航ホテルで開催され出席しました。懇談の場で、姫路市で7月から始まる子ども医療費無料化の問題も話題に、医師「当直医の確保が大変な上に、無料化によって夜間診療が増えるのでは?」入江「明石市では、子ども医療費無料化にしたことで、夜間の子どもさんの受診が減ったというデータもあります」と、ご紹介させて頂きました。医師の方と普段お話する機会はそうそうはないのですが、いろいろと貴重なお話も聞かせて頂きました。地域医療・介護は課題山積です。医師の皆さんから頂いた貴重なご意見も参考にさせて頂きながら、私自身もしっかり学習し誰もが安心して受けられる地域医療・介護体制の充実に力を尽くします。
11日からようやく県会議員としての正式な任期を迎え、12日からは改選後の初となる兵庫県議会が開会されました。選挙中に皆さんとお約束した、戦争法案ストップ!!・高すぎる国民健康保険料・介護保険料の引き下げ・公契約条例制定・地域防災計画の充実、産廃建設計画中止等々、新しい党県議団一丸となって公約実現のため頑張ります。
毎月6日が恒例となっている「戦争する国づくりSTOP!!はりま共同行動」が姫路駅ピオレ前で行われました。先月から国会でも本格的な審議が始まり、戦争法案(安保法制案)がいよいよ憲法違反である事が明瞭になってきました。今週4日には国会で参考人質疑が行われましたが、自民党推薦の学識経験者を含め3人全員の参考人が「憲法9条に違反する」との意見を述べました。また、戦争法案についての世論調査では自民党支持層でさえ「説明不足」「理解できていない」と答えた人が8~9割にもなっています。国会では違憲立法であることが指摘され、これだけ重大な法案であるのに国民の8~9割の人が説明不足・理解できていないと答えています。このような状況の中、7~8月に強行採決など断じて認めるわけにはいきません。6月の地方議会では、全国各地の議会に戦争法案廃止を求める請願書が多数提出される見込みです。戦争する国づくりSTOP!!の声を地方からも大きく広げていきましょう!!
民主青年同盟の若者たちは、シール投票なども活用して戦争法案についての意見を聞きました。