平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
3日、兵庫県議選が告示されました。私の事務所では午前9時より威勢のいい和太鼓で出陣式のオープニングを行い、杉本県議、弁護士、夢前町で産廃反対運動を共に進めてきた住民の方から激励のご挨拶をいただきました。私からは県政の3つの転換を訴え、「西播地域では唯一の共産党の議席、唯一の憲法9条を守り抜く議席を押し上げて下さい」とご挨拶させて頂きました。
今日は、市内全域を宣伝車で駆け抜けました。午前中は、飾磨・白浜・別所・城東方面へ、午後からは野里・白国・砥堀・香寺・夢前・英賀保・広畑・大津・網干・青山・城西方面へ。明日は東部地域で街頭宣伝を集中的に行います。有権者の反応は、政務活動費問題で県議会への失墜した信頼をそのまま反映したような白々とした感じです・・。失墜した県議会への信頼を取りすためにも「政治とカネ」「オール与党の馴れ合い議会」とは全く無縁の日本共産党の議席の値打ちを有権者の皆さんに大いに訴えていきます。大激戦・大接戦の選挙戦となっています。今回の統一地方選挙からはFB、ツイッターなどSNSを活用した選挙活動を自由に行う事ができます。皆さんのもう一回り二回りのご支援を日本共産党の入江次郎にお寄せ下さい。心よりお願い申し上げます。
明日3日(金)兵庫県会議員選挙が告示されます。私の出陣式は、本町201にある日本共産党西播地区委員会で午前9時より開催します。兵庫県政・県議会の3つの転換を訴え抜きます①「政治とカネ・議員の存在意義」について、失墜した県議会への信頼を取り戻す転換②「大企業優遇・大型開発優先、くらし切捨て」の県政からの転換③兵庫県議会では、自民・公明・民主・維新のオール与党によって集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を求める請願書が否決されました。日本共産党の躍進で「安倍政権の暴走政治にストップをかけ、憲法9条を守る力を姫路から大きく」するための転換。3つの転換を力一杯訴え抜きます。
以下、兵庫民報3月29日付より(日本共産党兵庫県委員会発行)
中学卒業まで医療費無料化 実施市町30に
2015年度も未実施の市町
豊岡市、猪名川町、川西市、伊丹市、尼崎市、神戸市、三木市、稲美町、加古川市、太子町、上郡町
2011年度の実施市町
小野市、西宮市、相生市、赤穂市、たつの市、福崎町
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しかし、近畿の府県を見ると1位の兵庫県についで、和歌山、滋賀、奈良、京都、大阪と並び(グラフと表=今年1月の大阪社保協調査より/兵庫県下の自治体は15年度予算での新規実施含む)、各府県で格差が広がっています。
順位 | 府県 | 実施割合 | 実施自治体数 | 全自治体数 |
---|---|---|---|---|
1 | 兵庫県 | 73% | 30 | 41 |
2 | 和歌山県 | 43% | 13 | 30 |
3 | 滋賀県 | 32% | 6 | 19 |
4 | 奈良県 | 18% | 7 | 39 |
5 | 京都府 | 15% | 4 | 26 |
6 | 大阪府 | 0% | 0 | 43 |
これには、自治体の取り組みと同時に、自治体の制度を下支えする「府県の制度の差」があります。通院・入院とも中3まで助成対象にしているのは、兵庫県だけです(表)。
府県 | 通院 | 入院 |
---|---|---|
兵庫県 | 中学校卒業まで | 中学校卒業まで |
大阪府 | 就学前まで | 就学前まで |
京都府 | 就学前まで | 就学前まで |
滋賀県 | 6歳まで | 6歳まで |
奈良県 | 就学前まで | 中学校卒業まで |
和歌山県 | 就学前まで | 就学前まで |
2006年、日本共産党を含め、県内の医療・教育・保育の関係者や女性団体役員などが呼びかけ人となってはじめられた『こども署名』が転機となって、全県的に連携して運動が取り組まれるようになりました。2011年度は6つだけ(地図)だった中学校卒業まで無料の自治体が急速に拡がり、福崎町や相生市など、子育て応援をすすめる市町の取り組みや、県議会での論戦と相まって、県制度の対象年齢の拡充が実現しました。
いまも県制度の一部負担や所得制限の撤廃、神戸市などの中学校卒業まで無料化を求める運動などが進められています。そのために力をつくす議員を増やすかどうかが問われています。
端的、明瞭、ユニーク。大門みきし参議院議員の反対討論。個性的な、こんな討論できればいいな・・。大門みきし参院議員、5日(日)午前10時30分より姫路駅前で街頭演説行います。お誘い合わせてご参加下さい。
大門みきし参議院議員FBより
きょうの参院本会議の税制「改正」にかんする反対討論。めずらしく民主党席からも大きな拍手が。ご参考までに。
(後半部分のみ)
消費税増税と法人税減税の関係について一言ふれます。
先ほどの 財政金融委員会でも 指摘しましたが、この20数年を振り返ると、一貫して国の歳出が 伸び続ける一方、 税収は落ち込み続けてきました。
グラフにすると 「ワニの口」が開くように、歳出と 税収の差が 開いてきたのです。
いままで、この「ワニの口」現象をとらえ、一部の政府系学者の方たちが、おかしな理屈を 展開してきました。
「歳出の伸びは 社会保障の増大が原因だ」、
「税収の 落ち込みは 不況が原因。しかし、消費税が安定収入として 税収を支えてきてくれた」、「だから、これからは社会保障の安定化のために、消費税の増税が必要だ」という論法です。
本当でしょうか。
歳出の伸びは、社会保障費の伸びだけが原因ではありません。九十年代の公共事業費の増加、そして借金の増大にともなう利払いの増加もふくめた複合的要因です。
税収が落ち込んできたのも、たんに不況だけが原因ではありません。結論からいえば、 税収構造が法人税・所得税中心から消費税へと変化してきたからです。
実際、「ワニの口」が 拡大し始めたのは 一九八九年、消費税が 導入されてからでした。つまり 消費税の増税と 引き換えに法人税減税・富裕層への 所得税減税を すすめてきたから税収が増えなかった。法人税・所得税から消費税へという 税収構造の変化が 税収を減らしてきた大きな要因でもあるのです。
わたくしのこの指摘にたいし、先ほどの委員会で、麻生大臣は「そのとおり」と明快な答弁をされました。
にもかかわらず、政府はまた、消費税の増税と 法人税減税をセットですすめようとしています。支離滅裂です。こんなことを続けたら、いつまで経っても歳出と税収の開きは縮小しません。
貧富の格差の 拡大を 是正するため、所得再分配を 強化しようというのは、アメリカをふくめ、いまや 世界の流れです。現在の 税収構造をあらため、応能負担を 原則とした税制に抜本的に改革することを 強く求めて反対討論を 終わります。
31日付で市会議員を辞職しました。2期にわたり市議会に送り出して下さった市民の皆様のご支援と、時には感情的になりながら激しく議論?言い合い?をしながらも大変お世話になった市職員の皆さんに心からのお礼を申し上げます。次のステージを目指す立場である事から、引退する議員さんたちとは違って感傷的な感情は全くなく、むしろ「反省」や「こうありたい」と思う気持ちばかり・・。
連日新聞紙面では、統一地方選を前に「政治とカネ」「当局との馴れ合い議会」によって、議員の資質・議会の存在意義が問われる報道がされています。2期8年を振り返ると、その点において日本共産党議員団は「政治とカネ」問題では全く無縁であり、当局とは馴れ合いどころか、とことん厳しく対峙して「エコパーク爆発事故被害者補償」や「産廃不法投棄」問題などで、行政に対するチェック機能の役割を果たしてきました。また、当局への提案型の施策として「中学3年生までの子ども医療費無料化」を繰り返し議会で提案し、住民の皆さんとの共同の力で姫路市でも今年7月から実施される事になりました。市民の皆さんからすれば、まだまだ不十分と思われる点も多々あろうかと思いますが、議員としての役割を果たそうと私なにり力一杯頑張ってきたつもりです。一方で、行政のプロフェッショナルである職員には度々論破され学習不足を感じる悔しい思いもしました・・。次の舞台を与えて頂けるのであれば、もっともっと学習を積み重ね住民の皆さんに納得して頂けるだけの仕事をしっかり行いたいと思います。