平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
15日、安保懇談会の報告書が安倍首相に提出され、安倍首相は憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認について国民の理解を求める記者会見を行いました。集団的自衛権の行使とは、端的に言えば、自国が武力攻撃を受けていないにも関わらず、同盟国が海外で行う戦争に日本の自衛隊を参戦させる事を可能にするという事です。
しかも安倍首相は、憲法解釈の変更で集団的自衛権行使容認を閣議決定しようとしています。日本が海外での戦争に参加すれば、いくら憲法9条で「戦争の放棄」や「戦力は持たない」と決めていても、その意味は全く失われてしまいます。
安倍首相が進める「解釈改憲」による「戦争する国」づくりへの策動は、文字通り、平和憲法9条を、憲法でなくする暴走です。憲法9条の大原則を踏みにじり、「戦争する国づくり」への企ては、「明文」であれ「解釈」であれ決して許されることではありません。
いまこそ国民の力で、あらゆる「壊憲」の動きを許さず憲法を守り生かす事を心より呼びかけます。
安保懇談会の報告書が提出された15日夕方、姫路プリエ駅前では、労組、市民団体、弁護士、日本共産党も一緒に「戦争する国つくりを国民は認めない」と、交代でマイクを握り、ビラも配布しながら市民に訴えました。日本共産党からは私が訴えをさせて頂きました。
谷川まゆみ市議と姫路民主商工会事務局長の村原さん
若い子ども連れのお母さんは「世界で戦争する国NO!」と細工した傘を持って参加。
西播労連谷口議長のFBより以下抜粋します。
15日、安倍政権は記者会見で事実上「戦争する国宣言」をします。
兵庫労連は、指をくわえてみているわけには行けないので、5/15日(木)18時から神戸大丸前で緊急宣伝行動を行いたいと提起されました。
兵庫憲法共同センターも賛同するとともに主催する立場で訴えます。
緊急ですが、わかもの、子や孫たちをアメリカの戦争に動員させないため、市民に大きくうったえましょう。
これにこたえて、姫路でも、緊急の取り組みを少人数でも実施します。
15日、JR姫路駅前に午後5時50分集合でおねがいします。
できるかぎり、知り合いに声をかけてください。
行動は18:00から30分間
入江ポスターのゲラが仕上がりました。若干の手直しはするものの、ほぼこのデザインでいきます。5月中に市内にいっせいに張り出す計画です。ポスターをご自宅に貼っても良いと思われる方おられれば是非ご協力下さい。よろしくお願いいたします。
6日、姫路文化センターで「第36回憲法を守るはりま集会」が開催されました。はりま憲法集会は1979年から毎年開催されていますが、今日ほど憲法9条をめぐる攻防が緊迫した局面はかつてなかったのではないでしょうか。安倍首相は集団的自衛権行使容認に向け、今夏までの閣議決定を目指しています。集団的自衛権の行使とは、日本が武力攻撃を受けていないのに、他国のために武力行使をする事です。これを容認すれば「海外での武力行使」を不可能としてきた憲法上の歯止めをなくす事になってしまいます。安倍首相はこれを憲法解釈の変更によって閣議決定しようとしています。こうした安倍首相の暴走に対しては世論はもとより、むしろ保守の論客から「邪道だ」との声が広がっています。今日の石川先生の講演でも「集団的自衛権行使容認を認めず、憲法9条を守り生かす世論と運動を急速に広げていこう」と呼びかけがされました。憲法は国民を縛るものではなく、時の権力の暴走を防ぐ国家権力を縛るものです。憲法13条には「国民の自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」とあります。国民の不断の努力があってこそ、憲法が保障する基本的人権、平和主義、自由と民主主義は守られるのです。今こそ国民が声を上げるときです。
西播労連議長の開会挨拶でスタート。
「はりま希望の合唱団」の皆さんによる合唱。
安倍政権の暴走に対し危機感を抱いた若手弁護士で結成された「明日の自由を守る若手弁護士の会」によるコミカル憲法寸劇も行われました。
最後は、神戸女学院大学教授・石川康宏教授による講演。「安倍首相は憲法9条改正が世論の反対によってできないと判断し、解釈改憲で集団的自衛権行使を可能にしようとしている。集団的自衛権行使容認を認めない世論と運動をさらに広げよう」と呼びかけました。
石川教授のスライドより。昨年より9条改正反対が増えています。
憲法集会後、毎月6日に行われている姫路駅プリエ前秘密保護法廃止宣伝行動に参加。「明日の自由を守る若手弁護士の会」の皆さんもマイクを握って次々と訴えられました。憲法集会直後の宣伝であったために約50人参加の賑やかな秘密保護法廃止宣伝となりました。
4日、5日の連休で新緑の氷ノ山へ。もう少し遠出も計画していたのですが、まとまった連休が取れず、GWの高速渋滞も考えれば近場で人も少ない氷ノ山に決定。氷ノ山は、登山口が鳥取県若桜町、兵庫県養父市、波賀町と、大きく分けて3つの登山ルートがあります。今回は29号線を北上し引原ダムをさらに北上した所に「やまめ茶屋」という料理屋がありますが、ここから林道を4~5km登った波賀町方面からの登山ルートとなる坂の谷登山口から登りました。
坂の谷コースは尾根筋に美しいブナ林が続きます。氷ノ山の新緑はもう少し先といった感じ。
残雪と芽吹く寸前の赤い新芽。
三の丸展望台から氷ノ山山頂を望む。この時期は笹が覆い茂っていますが、真冬は一面銀盤となります。新しく開通した北近畿豊岡自動車道の氷ノ山・八鹿IC降り口付近から真冬の天気のいい日には、真っ白な銀盤の氷ノ山が見えます。それがこの広い尾根筋です。
夕方、氷ノ山山頂から夢前町雪彦山方面を撮影しましたが、全くわかりません・・。真冬の雪彦山(鉾立山)からは、一際目立つ真っ白な氷ノ山がくっきりと見えます。
良かったのはここまでで、翌日未明頃から土砂降りの雨。山頂はガスに覆われ視界50m程度に・・。
真冬は氷ノ山名物として有名な樹氷のモンスターと化す木々
下山後、山崎町にある「よい温泉」に入り帰路へ。帰ってからは雨でドロドロになったテント類洗い・・。天気予報で雨とわかっていながら行くくらいですから、雨の登山も嫌いではありませんが、登山道具は泥まみれ。明日は汗ばむ様な天気との事、登山道具が良く乾きそう。明日は姫路憲法集会です。
3日、来春のいっせい地方選挙に向け、網干の大脇市議事務所で党員決起集会。冒頭、太田西播地区委員長より情勢報告。その後、杉本県議からは、これまでのお礼と来春の県議選で私との新旧交代のお願い、県政報告がされました。杉本県議は、涙で声を詰まらせながらのお礼のご挨拶でした。杉本県議が泣いているのを見るのは初めて・・私も胸が熱くなりました。私からは県議選に向けての決意表明をさせて頂きました。
その後、ご存知の通り泣きの名手と言われている大脇市議からは恒例の泣きを入れてのご挨拶・・。大脇市議はいつも気が付いたら泣いています。「大脇さんここ泣くところ違いますよ」と、いつも私が突っ込み役・・。私の大先輩でもある藤本洋前市議からは「君も大脇さんに泣き方を教えてもらいなさい」と、以前にアドバイスを受けた事があります・・笑。というのは冗談で、大脇市議は本当に心優しい人なんです。私の大先輩にあたる杉本県議、大脇市議、藤本前市議と、私の周りは温かい素晴らしい人ばかりで、本当に心から尊敬しています。私がいつまで議員をさせて頂けるかは解りませんが、私が先輩方から受けた沢山の温かいご指導は、私の次の世代にも先輩方への恩返しの意味も込めて必ず引き継ぎたいといつも思っています。湿っぽいブログになってしまいました。決起集会の最後は、いっせい地方選挙に向けてがんばろー!!で元気に締めくくりました。