平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
1日、第85回西播地域メーデーが姫路城北側にあるシロトピア公園で開催されました。労働者派遣法改悪、残業代ゼロ法案、憲法9条の解釈改憲、原発推進、秘密保護法、TPPなど、あらゆる分野において、国民の利益にそむく安倍政権の暴走が進められている中でのメーデでした。舞台では、日本トムソン労組、建交労などの労働者の闘いが報告され、エコパーク網干爆発事故の被害者の会からの訴え、夢前町産廃反対運動では住民からメッセージが寄せられ読み上げられました。私は、日本共産党を代表してご挨拶させて頂き、自民党政治と正面から対決し、政党として具体的提案も示しながら国民との共同の力で安倍政権の暴走を止めるために力を尽くす決意を表明させて頂きました。
補修が終わり、足場の解体が進められ姫路城天守閣が顔をのぞかせる中でのメーデー。
NHK大河ドラマ軍師官兵衛の着ぐるみも登場。
〇Χクイズでは最後の6人まで残り商品ゲット!!
最後は「派遣法改悪反対!」「賃金上げろ!」などシュプレヒコールで姫路駅まで元気にデモ行進。
①赤穂市福浦産廃処分場建設計画
30日(水)、「赤穂の環境を守る会」の皆さんと、赤穂市福浦地域で進められている産廃処分場建設計画について上郡町光都にある西播磨県民局に伺いました。兵庫県は産廃処分場設置の許認可判断に際し、専門的知見を得るため専門家で構成する第三者委員会設置を表明していましたが、本日、第三者委員会メンバーが発表されました。現在、赤穂産廃計画では、事業者からの住民説明会が開催され住民側から意見書が提出されているものの、意見書に対する事業者側からの見解書の提出が未だされていません。今日の県民局とのやりとりの中で、住民側からは「事業者側から見解書が提出されていない中、第三者委員会が設置され開催日時まで決まっている。住民側から提出されている意見書のみが委員会で審議され、審議内容が公開されるようであれば事業者側を利することになる。事業者側からの見解書が提出されるまでは、住民側からの意見書を委員会に提出すべきではない」などの意見が出されました。県は、住民側の意見を受け入れ「事業者の見解書が提出されてから、住民側意見書と同時に委員会に提出し、専門家の意見を聞く」旨の答弁がありました。また、住民側からは、委員会メンバー選出の経緯や経歴について「原発がそうであったように、行政側の都合のいい御用学者ばかりで構成しているのではないか。経歴書の提出を求める」との要望に、経歴書も提出されました。これまで事業者側は、計画地隣接土地所有者である赤穂市の同意も得ていないのに「同意を得た」とする書類を県に提出するなど、不誠実な行為を繰り返しており、住民の不安と不信が高まっています。
西播磨県民局で「赤穂の自然を守る会」の皆さん。杉本県議、小林市議、小原町議も参加しました。
②赤穂市西有年産廃処分場建設計画
赤穂市西有年に計画されている産廃処分場建設計画については、事業者側は県条例の手続きを全く踏まえることなく、事業者の独断でいきなり住民説明会を開催する予定です。これに対して県は「事業者が勝手にやっていること、今回の住民説明会とは別に、県条例に基ずく住民説明会開催を必ず指導する」旨の回答がありました。
③姫路市夢前町寺、林田町での大規模不法投棄
姫路市夢前町寺、林田町で行われていた大規模不法投棄について「姫路市から情報提供はありましたか」との私から問いに、県は「何も聞いてません」との回答。姫路市内で不法投棄を行っていた事業者は廃棄物収集運搬業の許可を得ており、許認可権者は兵庫県です。廃棄物収集運搬業は5年に1回の許可更新が必要です。以前、成臨興業㈱が加西市で大規模不法投棄を行い、その後始末さえされていない中で、兵庫県西播磨県民局は成臨興業の収集運搬業の許可更新を認めています。この時も、西播磨県民局は「加西市は北播磨県民局の管轄ですが、北播磨県民局や姫路市からは何ら情報が寄せられなかった」と言い、廃棄物収集運搬業の許可更新を認めています。不法投棄に関わる「行政処分の指針」では、行政機関の連携強化が謳われていますが、兵庫県、姫路市では県民局間、自治体間での連携は何らされていません。西播磨地域は産廃処分場建設ラッシュです。また新たに大規模残土処分場の建設計画も勧められようとしています。兵庫県、姫路市は、住民からの信頼回復のためにも適切な対応が求められています。
佐用町、たつの市の中間選挙が終わりました。佐用町議選では定数4減の激しい選挙戦の中、党議席は4議席から2議席へと2議席後退、竜野市議選では党議席を失うという痛恨の結果となりました。連日、応援に駆けつけて下さった支持者、後援会員の皆さんに心よりお礼を申し上げます。今回の選挙結果については、党県委員会、地区委員会で分析・総括し、今後に必ず生かしていかなくてはいけません。西播地域では大型の中間選挙が終わり、来春のいっせい地方選挙に向け各陣営も動き始めます。兵庫県議選、姫路市議選での後退はあり得ません。党躍進に向け全力で頑張ります!!
児玉雅善氏のFBより抜粋
佐用町会議員選挙が終わりました。当日有権者数15,781、投票者総数12,168,投票率77.11%でした。
定数4減の14議席に対して、共産党の4人を含む12人の現職、7人の新人候補が争う、多数激戦でした。結果は、鍋島裕文、笹田鈴香の二人が落選という非常に残念な結果になりました。が、4候補の得票合計は2193票で、18.02%の得票率です。この数字自体は、決して恥ずかしいものではないと思います。
新人7人のうち5人が当選、そのうち4人が900票以上を獲得して上位4位を占めるという結果を見ると、町民の多くが、過疎化、少子高齢化に歯止めがかからず、疲弊しきった町政に変化を求めていることは確かだと思います。これは、昨年の町長選で提唱した「佐用町元気プラン」の実現を望む町民の皆さんの声でもあると思います。
4から2議席になり、厳しくなりますが、平岡きぬえ、金谷英志町議には、明るく元気な佐用町をつくるために、さらに奮闘していただきたいと思います。
私たちも、この結果を厳粛に受け止め、読者、党員、後援会員の獲得など、組織を躍進させるために日ごろの活動の力を注ぎたいと思います。
今回の選挙に際し、お忙しい中、連日のように来町くださり、弁士として、アナウンサーとして、また、ビラ配りなどの支援活動をしていただいた同志の皆様、本当にありがとうございました。そして、貴重な一票を入れていただいた有権者の皆様本当にありがとうございました。、
27日(日)、9時のNHK特集で「女性たちの貧困」という番組が報道されました。家族・雇用・社会保障が女性たち、特に若い女性たちに貧困の連鎖を拡大させているという視点での番組。ショッキングな内容でしたが、日本社会の現状は全くその通りだと思う。番組コメンテーターの宮本太郎教授は1999年の労働者派遣法改正が若い世代に低賃金と非正規雇用化を定着させ、貧困を拡大させている事を指摘しました。それにも関わらず、安倍首相は更なる労働者派遣法改正案を今国会に提案している。今回の派遣法改正案を認めてしまえば、正社員から派遣への置き換えが大規模に進むことは明らかであり、史上最悪の労働法制規制緩和と言われている。21世紀に入り、社会の生産力は急速に発展し、本来であれば国民の暮らしは豊かになるべきはずなのに、逆に国民生活は深刻なほど困窮している。派遣法改正で大企業が更なるぼろ儲けをする仕組みを作り、富が一部に集中する一方で、若者世代で貧困が拡大し、若者から夢も希望も奪う社会、これが国際競争力に勝ち抜くために必要であると言うのであれば、人類と資本主義社会との共存に限界が見えてきている様に思う。以上、私の番組を見ての感想・・。それでも、番組直後のNHKニュースで「鹿児島2区補選、自民党公認候補当選。安倍政権の政権運営が評価された」やて・・。若い力で政治を変えようぜい!!