平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
姫路市が、姫路市公共施設総合管理計画(素案)を発表しパブリックコメント(意見募集)を行っています。施設老朽化、利用率低迷を理由に、住民の身近にある学校施設はじめ、公民館、スポーツ施設等の公共施設を統廃合の対象として検討しようとしています。皆さんの身近にある公共施設も統廃合の検討対象になっていないでしょうか?
パブリックコメント締め切りは1月20日(水)です。積極的に意見を挙げて下さい。下記青字クリック
新年明けましておめでとうございます。健やかな新春をお迎えの事と思います。本年もよろしくお願いします。
31日から母、姉家族ら7名で九州で眠る父の墓参りへ。父が育ったのは北九州市小倉北区なのですが、先祖からの墓が嘉麻市馬見にあり、父の遺言もあって遺骨は今も馬見の墓の中。馬見の入江家は細々とですが「入江梨園」を経営しており、小さい頃には梨狩りに行った記憶もあります。墓参り後、母が行きたがっていた大分別府まで足を延ばし温泉へ。もうすぐ70になる母ですが温泉に入って「肌がスベスベになった」・・と、喜んでいた・・。恥ずかしながら、久方ぶりの墓参りだったのですが儀礼的な事には全く無頓着な父だったので家族仲良くしていることで許してくれるだろう・・。
反抗期でかっこつけ過ぎの高1の甥。あまりにもかっこつけ過ぎるので観光客の大勢いる前で「優ちゃ~~んソフトクリームいる~~?」と、大声で呼びかけてやった・・。反抗期かわいいわぁ・・。
正月休みゆっくりさせてもらったのでその分年明けから頑張ります!お許しを・・。
28日、金田峰生兵庫国政事務所長、苦瓜市議、平田町議、後援会の皆さんらと網干駅朝宣伝からスタート。
その後、新しい仲間を党に迎えました。団体役員を務めておられる方で頼もしい限りです。午後からは「戦争法廃案を求める2000万人署名」を持って地域を訪問。地域を回るといろんな声が寄せられる。「パチンコ屋の建設計画がある」「歩道橋にトラックが突っ込んで以降、通行止めになっている。どうにかならんか」等々・・。踊りの先生宅では、2月の金田さんを迎えての「新春の集い」で踊ってもらう事にも。党支部の仲間との連日訪問で「しんぶん赤旗」の購読者も増えている。
県会議員になって以降、スケジュール等の関係もあり議員完結型の活動になりがちでしたが、支部の仲間と行動することによる広がりある活動を通じて、改めて仲間つくりの大切さを実感。急がば回れではないけれど、2000万署名実現も担い手を増やしてこそと改めて思う。
25日、知事、中播磨県民局幹部と中播磨管内の市・町長、議長、県会議員との懇話会がありました。
私からは、当ブログでも報告してきた①循環器病センターと製鉄記念病院の統合再編問題②宮ヶ谷最終処分場の植林問題(詳しくは23日付ブログをご覧下さい)。の2点について意見を述べました。知事からの答弁は①については「県としてはイベントゾーンでの建設を強く強く姫路市に要望している」②については「植林していることは事実。山腹崩壊を防ぐため」という事。
知事答弁を受けての私の感想ですが、①の答弁については、未だ「あり方検討委員会」の報告さえまとまっていない中で、県が一方的に高圧的に押し付けているという印象を受けました。②については、当ブログで植林状況の写真を掲載しましたが、今すぐ山腹崩壊するような状況では決してありません。一般的に処分場跡地を長期的に安定させるため植林する事は行われています。しかし、宮ヶ谷処分場は平成30年1月までに約3万㎥(10tダンプ5000台)もの許可容量超過分の産業廃棄物を処分場外へ搬出するよう姫路市から命じられています。姫路市から搬出を命じられている廃棄物の上に土を敷き植林するよう県が命じるなど誰が聞いても全く理解できません。宮ヶ谷処分場については、14万筆の署名を集めた夢前産廃問題とも密接な関係にあり、姫路市中の住民が注目しています。宮ヶ谷処分場での大規模不法投棄を曖昧に終わらせるようでは住民からの行政への信頼は完全に失墜し、不法投棄の「やり得」ということにもなってしまいます。行政が悪質な事業者に対し毅然とした対応を示すことが、今後の不法投棄防止にもつなるのです。
①②共に住民生活に関わる大きな問題です。住民の皆さん、党市議団とも連携しながら課題解決のため力を尽くします。
姫路循環器センターと製鉄記念病院の統合再編問題が「姫路における県立病院のあり方に関する検討委員会」で現在議論されており、年度内に報告書がまとめらる予定です。
市民の感心の一つに新県立病院がどこに建設されるのか?という問題があります。下記資料にもある様に、当初は①現循環器センターでの建替②現製鉄記念病院での建替③キャステイ21イベントゾーン④現中央卸売市場⑤玉手市有地。の5つの候補地が挙げられていましたが、敷地面積等の理由によって②③に絞られたようです。
両病院の統合再編理由は表向き端的に言うと①循環器センターの老朽化(昭和56年開設)。②消費税増税・電気料金値上げなどによる経営状況悪化。製鉄記念病院の当期純損益は平成25年度△366百万円、平成26年度△604百万円③医師不足。製鉄記念病院の麻酔科医平成24年度6名→平成27年度2名、救急医平成25年度9名→平成27年度7名、看護士不足で8床のICUが未稼働。循環器センター内科医平成24年度2名→平成27年度0名。と、検討委員会の議事録から統廃合理由の主な理由を3点私なりに抜粋しました。
ただ、その背景には医療・介護総合法の成立による地域医療構想計画(全国で20万床の病床削減)、地域包括ケアシステム(医療機関、介護施設の入所を制限し、在宅医療・介護の拡大で在宅で看取りまでを行うシステム)、国民健康保険の都道府県化、中枢拠点都市構想(西播地域の都市機能を姫路市に集中する)など、今後の新たな施策も見据えてのものでもある様に思います。
先日、21日には「姫路の地域医療を考える会」が、日本共産党姫路市議団主催によって自治体問題研究所の今西清さんを講師に招き行われました。今西さんは「住民参加で統合再編問題が進められているか?」「地域医療を住民が支える事が大切」など、県内各地の地域医療の課題、地域医療を守る住民の取り組みなどを報告されました。住民に情報提供し、住民と共に考え議会でも積極的に意見を述べていきたいと思います。