平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
猛暑となった週末から日曜日にかけて、姫路市内でも「戦争法案廃案」を求める抗議行動が次々と行われました。
24日(金)姫路駅前文化祭&戦争法案反対行動
25日(土)姫路駅ピオレ前 日本共産党女性後援会
26日(日)網干狭間公園 憲法9条守る西姫路の会
横断幕真ん中でなんとか顔出してる人・・子ども違いますよ。大脇かずよ元市議も参加。
若者や戦争体験者らが次々とスピーチ
私からは、「国政で日本共産党の議席を大幅に増やして頂いた事によって審議時間が増え戦争法案の違憲性と危険性を明らかにする事ができた。参議院でも徹底審議で廃案にしていく。国民運動でも安倍政権をさらに追い詰め、参院で戦争法案を必ず廃案に。8月は沖縄基地建設問題、原発再稼働、労働者派遣法の大改悪、TPP交渉の大筋合意など、各分野のたたかいも正念場を迎える。どの分野でも民主主義の破壊、若者をモノのように使い捨てる政治、食料をアメリカに売り渡す政治は、根っこの部分でやっていることは戦争法案と同じ。安倍政権を打倒するまで共に頑張りましょう」と、訴えさせて頂きました。
集会後、宣伝車とハンドマイクを使って若者らが力強く「戦争やめろ!」「安倍やめろ!」と網干地域を約1時間デモ行進。集会には約140名が参加。
次回は「戦争する国づくりストップ!はりま共同センター」主催による宣伝行動が8月6日(木)午後6時~ 姫路駅ピオレ前で行われます。多くの皆さんのご参加で安倍政権をさらに追い詰めましょう。
建設常任委員会の管内視察で、23日の中播磨管内視察に続き24日は太子、上郡、佐用など西播磨管内を視察。
ご存知の通り佐用町では平成21年の台風9号による豪雨災害で18名の死者を出すなど甚大な被害となりました。台風9号による最大時間雨量は81mm、24時間雨量は326mmと、過去最大を更新するほどの集中豪雨となりました。平成21年度から始まった千種川及び佐用川などの災害復旧工事は佐用町から上郡町にかけて堤防のかさ上げ、川底掘削、川幅拡幅など総延長約55kmの区間で行われ今年度27年度でほぼ完了する見込みです。(総事業費約222億円)
被害の大きかった久崎地区では川幅を最大で25m拡幅(写真下)。河川復旧工事の基本的な考え方として、千種川最下流赤穂市付近の河川流量容積を基準に、それを上回らないよう上流に向け河川拡幅、川底掘削、堤防かさ上げを行うという事です。当たり前の事ですが、上流の河川流量容積が下流を上回ってしまえば下流で河川氾濫が起こるからです。
千種川水系災害復旧工事 ←青字クリック
豪雨対策は、豪雨を流す対策と溜める対策が同時に必要とされています。佐用水害の大きな特徴として、土砂崩れなどによって発生した流木が 河川橋脚などに引っかかり河川の流れを大きく変えてしまった事も挙げられています。当時、流木の切り口を県の委託機関が調査を行っていますが、土砂崩れによって根こそぎ流れてきた流木もあれば、森林に放置されていた切捨て間伐の流木も相当量(3割程度?後日確認)あったと報告がされています。現在、安い外材の輸入によって、国内木材が売れなくなり伐期を迎えたスギやヒノキがうっそうと森林を埋め尽くしています。間伐を行わない森林は日光が入らなくなり下草が生えず土砂崩れを誘引します。間伐を行った森林では、間伐した間伐材が売れないため森林内には切り捨て間伐が大量に放置されたままとなっています。 ご存知の通り、森林には多面的な機能があり、豪雨を溜める治水機能もその一つです。人が一度手を入れた森林は人の手によって管理しなければ自然の摂理が大きく狂ってしまいます。
いま地方政治では、地方創生が大きな目玉となっていますが、自民党が進める呼び込み型と開発型の地方創生ではなく、地域の地場産業を活かした地方創生こそが必要です。TPP交渉も8月の大筋合意が報道されていますが、農業をアメリカに売渡しては国土の保全も地方創生もありえません。昨日から神戸新聞の連載で宍粟市の林業再生も連載されています。しっかり学んで県政にも活かしたいと思います。
県議会建設常任委員会の管内視察が行われ、本日23日は地元の中播磨管内を視察しました。小谷ダム(豊富町)や、兵庫西流域下水汚泥広域処理場(網干)は始めて伺いました。また、地元住民の懸案にもなっている県発注公共工事の事業概要・進捗状況なども主な工事に限定して県職員から説明を受けました。詳しくは下記青文字をクリックして下さい。地元の事でもまだまだ知らない事が多くいい勉強になりました。明日24日は西播磨管内へ。
姫路西バイパス姫路西ランプから臨海部を結ぶ広畑青山線のトンネル工事。トンネルを掘っている山は、英賀城を攻める織田勢が「おらが天下」と言いいながら攻勢を掛けていた由来で「俺天下山トンネル」となったそうです。写真上の「俺天下山トンネル」の文字は八幡小と夢前中の生徒が書いた文字で、銘板として写真下のトンネル上部(南側と北側)に掲げられるそうです。
共産党・志位委員長は共同通信社の講演で「反対する国民の声が7、8割の圧倒的多数になり内閣支持率が2割台に落ちれば、安倍政権は立ち往生して採決不能になる」と強調。安倍晋三首相がテレビ番組で、法案を火事に例えて説明したことに対し「戦争を火事に例えること自体が成り立たない。説明不能になっているのは誰の目にも明らかだ」と批判した。
姫路市内でも戦争法案反対・安倍やめろ!行動が次々と計画されています。姫路からも戦争法案反対・安倍やめろ!の声を強く大きく。一人でも多くの皆さんのご参加を。
7月24日(金)17時~20時 JR姫路駅北キャッスルガーデンステージ「戦争法案反対 7・24文化祭」
7月26日(日)9時~ 狭間公園(網干市民センター東隣)憲法違反の「戦争法案」NO!西姫路住民集会
戦争法案反対行動ビラ ←案内ビラ
安倍内閣支持率急降下を各社世論調査が報道している。支持率急降下の原因は、戦争法案強行採決に対する国民の怒りと廃案運動の現われである事に間違いない。戦争法案廃案の運動がさらに大きく広がるなら、参議院での戦争法案採決不能の立往生事態も現実味を帯びて来る。ここに確信をも持って今日も市内各地でかち喚いてきた・・。
19日付神戸新聞世論調査
かち喚く・・は冗談として、原稿も作って市内各地で丁寧に訴えました。JR余部駅前。
台風11号が過ぎ去った18日、菅生川中流にある実法寺農区の方に声を掛けて頂き実法寺井堰を見に行った。現場に行って見ると農区の方総がかりで、台風による豪雨によって農業用水路に堆積した土砂を掻き出している。井堰が河川の曲線地点に設置されているため、曲線内側の流れの少ないところに土砂溜まりができ、その延長線上に農業用水路があるため水路に土砂が堆積するという。県は河川面積の3割を土砂が堆積した場合には県費で土砂を掘削するという基準を設けており、現地でも2年前に堆積土砂掘削を行ったそうです。しかし、豪雨後には再び土砂が堆積するという同じ事が繰り返されています。土砂堆積は自然の摂理なのでしょうが、なぜカーブ地点に井堰を設置したのか?地元要望でもある、井堰までの河川曲線を護岸掘削で直線にする事は可能なのか?応急処置としての土砂の掘削を・・などなど県に要望し、知恵も借りてみようと思う。何かいい方法はないものか・・。
実法寺上井堰。油圧可動式の最新の井堰。平成5年建立。
農区の方も高齢になって作業に出て来れる人が年々減っているという。
河川曲線の内側に土砂溜まりができる。