平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
5日午前、広畑めばえ保育園の運動会が広畑市民センターで開催され、来賓としてご挨拶させて頂きました。ご挨拶の中で、子ども医療費助成拡大を姫路市が前向きに検討している事などをご報告させて頂き、子ども医療費無料化を求める運動を共に進めてきた保護者や先生方にも大変喜んで頂きました。
5日午後、西播労連第26回定期大会が姫路労働会館で開催され、日本共産党を代表してご挨拶させて頂きました。
安倍首相は、「集団的自衛権行使容認」「原発再稼動」「消費税大増税」「労働者派遣法改悪」など、あらゆる分野において国民の声に全く耳を傾けることなく、国民の利益に背く暴走を国会の数の力によってのみ進めています。今日の西播労連定期大会では「安倍政権打倒の国民的大運動」が呼びかけられました。日本共産党は「安倍政権打倒」の一致点での共闘を大切にし、労働戦線でも働く皆さんと力を合わせて頑張ります。
写真で見ればそれなりに見えるのですが、今日は大失敗。前文にある「あらゆる分野」についてお話をさせて頂こうと話していると思ったより話がだらだらと長くなり、聞いてる人も退屈そう・・これはまずいと思って短くしようと思えば話の脈略が合わなくなってくる・・。焦って大汗・・帰宅後相当落ち込む。それなりに勉強もしているつもりですし、伝えたい事は山ほどあるのですが、それを言葉にし、限られた時間の中で退屈させないよう聞き手に伝えるというのは至難の業であり、私にとって大きな課題です。これまでは、杉本県議、大脇市議団長が党を代表してご挨拶させて頂く機会が多かったのですが、これからは、私自身が党の代表としてお話させて頂く機会が増えてきます。党の路線を正確にお伝えし、聞き手を退屈させない工夫と力量を身につけるよう、いい意味で開き直ってどこででもお話をさせて頂き経験と場数を踏んでいきたいと思います。市会議員8年目を迎えますが、もうしばらくご猶予を・・。今晩は雨が心配ですが、地元秋祭りの屋台担ぎの練習日、今日のむずむずした気分を屋台にぶつけよう・・。
今週は、白国、水上、野里、飾磨、網干、夢前町莇野を県政・市政報告訪問。
谷川市議の地元である白国地域では1日で約40枚もの連名ポスターを貼らせて頂きました。
谷川市議と訪問途中立ち寄った「水上村ー川のほとり美術館」、黒川録朗賞も受賞されているお店です。韓国のポシャギ(風呂敷)を展示中。美術館とカフェが1階2階に併設されています。
姫路伝統工芸「明珍火箸」では、実演も見学させて頂きました。
入江事務所(英賀保)にも新しい看板を設置。
夢前町で町会議員を5期務められた故有坂議員の奥さんと莇野を訪問。稲刈り真っ最中で秋桜も満開、縁側には栗、すっかり秋です。
菅生潤には新たに掲示板を設置して頂きました。
約6ヶ月前、「市内にある大手鉄鋼事業所内建屋解体現場で、アスベストを含む解体現場であるのに何ら対策をとらないまま解体作業を行い現場にアスベストが飛散している」旨の情報が党市議団に寄せられました。この間、共産党による情報提供によって労働基準監督署、姫路市などが現場立入調査を行うなどし、一部に不適切な処置が確認されたとして事業所を指導しています。しかし、通報内容にある意図的な「アスベスト含有建屋無届解体」というところにまで労基署の調査は及んでいません。2日午後、金田みねお県党国政事務所長らと3回目となる労基署訪問をし、新たな情報提供を行いました。
アスベスト曝露問題では、曝露後数十年して症状が出るなどし、今尚多くの労働者が苦しんでいます。当該事業所には、自他ともに認める鉄鋼業界のリーディングカンパニーとしての責任が問われています。
2日、姫路市議会最終日に「中学3年生までの子ども医療費無料化を求める」請願・意見書が全会派・議員一致で採択・可決されました。共産党議員団のみが請願紹介人となって、全会派・議員一致で採択された請願はおそらく初めてではないでしょうか。若い父母らの粘り強い運動が議会を動かした画期的な成果です。姫路市当局は「子ども医療費助成拡大を検討する」とこれまでにない前向きな答弁をしています。しかし、中学3年生まで助成対象範囲を拡大するのか、所得制限を設けるのか設けないのか等、具体的な内容については検討中という事で言及していません。下記新聞記事でもある様に、所得制限を設けた場合で新たに7億円、所得制限を設けない場合でも10億円です。ちなみにパナソニック姫路工場1社に対しては、6年間で80億円もの巨額の市税が投入されます・・。たつの市など県内7市町では所得制限を設ける事なく中3までの子ども医療費無料化を実施しています。過去最高にまでなった子どもの貧困率対策と併せ、少子化対策・子育て世代支援対策として所得制限を設けない子ども医療費助成拡大に向け引き続き住民運動と力を合わせて議会論戦でも頑張ります。
残念ながら、どの世論調査でも過半数以上の国民が反対している「集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、立法化しないことを求める意見書について」、また「所得税法56条を廃止し、中小業者の自家労賃を必要経費して認める事を求める意見書について」の請願は、共産党議員団と、無所属議員1名が採択を求めましたが、自民、公明、民主などによって不採択とされました。
27日、地元の英賀保小運動会に来賓としてご招待して頂きました。運動会で盛り上がるのが、各クラス健脚選抜で行われるクラス対抗リレーではないでしょうか。5、6年生のクラス対抗リレーは、100m毎にバトンタッチされます。教員選抜チームも5・6年生クラス対抗リレーに参加しますが、教員選抜チームは特別ルールで50m毎にバトンタッチを行います。それでも5・6年生の健脚自慢にはかなわず最下位です・・。1・2年生のかわいらしい小さな子ども達が4~5年後には先生方より早くトラックを駆け抜けるのですから、子ども達の成長には驚くばかりです。
28日、日本共産党安室後援会総会に出席しご挨拶させて頂きました。日本共産党後援会は、党員以外にも多くの党支持者の方達で組織されている団体で、定期的に後援会ニュースを発行するなど、党の政策・活動を後援会員にお知らせし党と市民を結ぶ重要な役割を果たして下さっています。「共産党頑張れ!」と思っておられる方は是非とも後援会への入会をお待ちしております。今日の総会には、杉本県議、谷川市議も参加されました。
兵庫県議会で大問題となっている政務活動費問題について報告する杉本県議。
請願書が全会一致で採決された子ども医療費無料化について報告する谷川市議
8月に広島市安佐地区で起きた土石流災害は数十人の死者を出す大変痛ましい災害となりました。安佐地区で土石流災害を誘発した要因として、時間雨量100mmを越える記録的集中豪雨であったこと、地形が扇状地であり土石流が起こりやすい地形であったこと、さらに地質が花崗岩で風化が進み「まさ土」状態となっており水を含み脆くなっていたと言われています。その上に宅地開発によって森林造成を行っていました。土石流を引き起こす全ての悪条件が重なり合っていたとも言われています。お亡くなりになられた方に心よりお悔やみ申し上げます。
姫路市地質図を見ると花崗岩分布はほとんどありませんが、青山、飾東、家島町男鹿島の3箇所に花崗岩でできた山林があります。青山地域を調べて見ると花崗岩山林の直ぐ麓は宅地開発がされ住宅密集地が広がっており、県が指定する山腹崩壊地域とも重なり合っています。しかし、姫路市が作成する土砂災害ハザードマップでは、この地域は土砂災害危険地域に指定されていません。兵庫県、姫路市は今回の広島市安佐地区での土石流災害を教訓に、花崗岩地域の風化進行状況などの地質調査を行い、住民に正確な情報を提供する事が求められます。
姫路市地質図(紫色が花崗岩)
広島市地質図