平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
以前からブログでもご報告してきましたが、夢前興産㈱は夢前産廃計画林地開発許可申請書の中で①水利権者②漁業権者③共有土地名義者からのそれぞれの権利者から同意を取得しているとして県に申請書を提出しています。しかし、7月4日に県が地元から聞き取りをした結果、地元のそれぞれの権利者は「同意はしていない」と、県の聞き取りに答えています。県は、地元からの聞き取りの結果を受けて夢前興産㈱に対し2回にわたり補正報告求めていますが、夢前興産㈱からの回答は納得できるものではありません。詳しくは「.林地開発許可申請書補正報告」を。青字をクリック。
①の水利権者について夢前興産㈱は「組合は存在しないものだと認識していました」と県に対して回答していますが、河川管理課の台帳では「穴渕井堰水利組合」という水利権者が正式に登録されています。つまり、穴渕井堰水利組合との同意がなければ水利権者との同意を交わしたという事にはなりません。
②の漁協との同意については、夢前興産㈱は「漁協と協議を行い、協議記録簿に組合長が記名捺印しているから理解を頂いていると解釈している」と回答しています。しかし、地元漁協関係者は「協議はしたが、同意はしていない」と言っています。協議を行ったという事と同意を得たという事は全く意味合いが違います。この点については、再度、県による地元聞き取りによる事実確認が必要です。
③の共有土地名義者の同意については、土地所有者の同意が得られていないわけですから、夢前興産㈱が云う「図面を変更して訂正します」というのは当然の事です。
今日の県への申し入れでは●「同意」が得られるまでは繰り返し指導をする事●夢前興産㈱からの回答のみをもって県は判断するのではなく、夢前興産㈱からの回答を地元権利者に報告し、双方からの意見を聞いた上で事実認定を行い判断する事。の2点を申し入れました。ただし、これらの過去に行った協議、同意等は、不適正処理を繰り返し行い許可取消しとなった成臨興業㈱が行ったものであり、あくまでも優良な企業による産廃建設というのが地元住民の当時の協議、同意の前提です。この前提が現在は覆っているわけですから、県は手続きを最初からやり直すべきです。
23日。地元住民6名、杉本県議と県民局へ(了承を得て写真掲載しています)。産廃反対運動が大きく広がる中、事業者が誰であろうと事実上地元権利者からの同意取得は不可能です。
日本共産党姫路市議団が発行する2014年第3回姫路市議会報告ができました。市内に約6万枚配布します。青字部分をクリックしてご覧下さい。
19日午前、姫路労働会館で全労連加盟「西播地域ユニオン労組」の定期総会が開催されました。結成当初から約17年にわたり執行委員長を務められた、より梅委員長が副委員長に退かれ、後任として大西新委員長が選出されました。「西播地域ユニオン労組」は、一人からでも加入できる労組として、西播地域の組織化されていない労働者にはなくてはならない存在であり、これまでおそらく数百件の駆け込み労働相談を扱ってこられたと思います。私も団体交渉の場などにも同席したことがありますが、どんな相手であれ淡々と理詰めで追い詰める「より梅節」は見事なものです。私も組合員の端くれですが、大西新委員長のもと労働者の要求実現のため微力ながら力を尽くします。
19日午後、赤穂市民会館で、赤穂福浦産廃処分場計画予定地の調査報告会が行われました。報告者は夢前産廃計画でも大変お世話になっている国土問題研究会です。下図は処分場計画地のルートマップですが、断層の働きによって地盤がずれているのが一目瞭然です(赤色部分)。断層破砕帯の幅は最大で4mにもなります。報告者は「博物館にもっていって標本にしたいような断層」と言われていました。「全国都市清掃会議」の指針では、地質・地層とりわけ断層上でのリスクについての指摘がされていますが、全ての条件に適していない事が国土問題研究会の報告で明らかになりました。計画地が産廃処分場として不適格である事は明確です。
17、18日地元の英賀神社秋祭りが開催されました。毎年屋台を担ぎますが年々スタミナ不足を感じます・・。若い祭り好きの皆さんの元気とパワーには圧倒されます。また、裏方となって炊き出し等、夜遅く日が変わるまで祭りの準備にあたってくださる女性の方には感謝の気持ちでいっぱいです。今年もたっぷりお祭りを楽しませていただきました。地元の皆さん2日間本当にお疲れ様でした。
今週は、北平野、八家、網干、大津、津田、英賀保、広畑地域を市政・県政報告訪問。
播州は秋祭り真っ最中です。とりわけ「灘のけんか祭り」で全国的にも有名な浜手では、訪問先の玄関先でもお祭りへの意気込みが伝わってきます。
玄関先には故山田耕太郎元共産党市議の写真まで・・。私は直接お会いした事はないのですが、党内外を問わず通称「山田のおっさん」(失礼・・)として多くの市民親しまれ、気さくでお祭り好きで豪快な議員だったとお伺いしています。お亡くなりになられてから17年ということですが、地元の八家では今尚たくさんの「耕太郎ファン」がおられます。
10日のノーベル平和賞発表を前に、ノルウェーの平和賞ウォチャーが「憲法9条を保持してきた日本国民」をノーベル平和賞の筆頭候補に挙げた。と、7日付神戸新聞が報じました。安倍政権の改憲派閣僚は、憲法9条がノーベル平和賞を受賞すれば「自民党は終わりだ」「政権への影響は計り知れない」と、コメントしています。一国の最高規範である憲法がノーベル平和賞を受賞すれば「終わる」ような政党、政権は平和賞受賞の如何に関わらずさっさと終わせましょう!