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ストップ!安倍暴走政治!西ひめじ住民集会

9日、網干市民センターで「ストップ!安倍暴走政治!」西ひめじ住民集会が開催されました。デモ行進も計画していたそうですが、残念ながら雨で中止。代わりに姫路医療生協、姫路総合法律事務所、民主商工会、西播労連、民主青年同盟、原水協、子ども医療費無料化を求める会、播磨灘を守る会などの各団体や個人からそれぞれの立場からの訴えがされました。私も日本共産党を代表してごあいさつをさせて頂き、安倍政権打倒の大運動を呼びかけさせて頂きました。29日(土)10時からは、姫路大手前公園から姫路駅ピオレ前まで「安倍政権打倒」のデモ行進も行なわれます。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

沖縄県知事選投票日まで1週間 強まる反共デマ宣伝

沖縄県名護市辺野古への新基地建設の是非を最大争点に平和で豊かな沖縄の未来をかけて大激戦の続く沖縄県知事選挙は投票日まで残り1週間となりました。オナガ雄志候補(元那覇市長)は「基地のない平和な沖縄」を最大の選挙公約に掲げ保守・革新を越え「オール沖縄」の県民から幅広い支持を得ています。一方で現職知事は、前回選挙時の事実上の公約であった「辺野古への基地移転は認めない」という県民との約束を破り、辺野古への基地移転に同意しました。今回の知事選挙で政策の中身を訴える事のできない現職知事はもっぱら「反共デマ攻撃」に終始し、法定ビラの内容でも反共宣伝のみという始末です・・。基地のない平和な沖縄を掲げるオナガ雄志候補への全国からのご支援をよろしくお願いします。

1996年の総選挙で日本共産党は900万票を越える過去最高の比例票を獲得しました。その際も投票日前日には「宮本顕二は人殺し」などと書かれた出所不明の謀略ビラが姫路市内でも大量に配布されました。また、現在、夢前産廃計画が進められている夢前町でも「赤に染まった夢前町」「地元市議2名も共産党に入党か?」などの反共謀略ブログがネット上に氾濫しました。政治が前に進もうとする時、大規模な住民運動が政治を動かそうとする時には必ずこの手の反共デマ宣伝がやられ、政治と住民運動の前進を阻んできました。このような卑劣なやり方に決して負けるわけにはいきません。

9日付しんぶん赤旗

地域防災視察

6日、7日、地域防災特別委員会の視察で熊本市、北九州市へお伺いしました。東日本大震災後、姫路市含め各自治体では地域防災計画の見直しを行っており各地の進んだ取り組みを勉強させて頂きました。姫路市でもコンビナート地帯の液状化、要支援者台帳、情報伝達手段など姫路市地域防災計画では一定まとめられている様に報告がされていますが、私なりに不十分だと感じている点が多々あります。今回の視察で学んだ事もも踏まえ、議会でも多いに議論をしていきたいと思います。

写真はJR小倉駅から見た駅周辺。私の父の実家は北九州市小倉北区にあり、小さい頃はよく小倉駅を利用して父の実家へ里帰りをしていました。当時は小倉駅から路面電車を利用して「富野駅」まで帰省していましたが、今では路面電車も廃線となり小倉駅周辺も随分と様変わりし、当時を思い出すような光景は駅前にはありません。

赤穂市・高野産廃最終処分場建設計画「報告遅い」と議会がら批判続出

赤穂市で3箇所目となる産廃最終処分場建設計画が最終段階の手続きを迎えています。赤穂市議会には5日に初めて報告がされましたが、既に手続きは最終段階に入っており議会からは「報告が遅い」と批判が続出しています。(6日付神戸新聞)姫路市夢前町での産廃最終処分場建設計画では、下記記事にある「縦覧」が終わっても姫路市当局からの議会への報告はなく、議会からも批判の声すら挙がりませんでした。姫路市が掲げる基本目標である「参画と協働の街づくり」の掛け声も虚しく聞こえ、市民目線で姫路市政を監視するという姫路市議会のチェック機関としての自覚の欠如も感じます。

 

税金を払わない巨大企業

先日、「しんぶん赤旗」紙面で紹介されていた書籍を購入しました。タイトルは「税金を払わない巨大企業」著者は元国税庁大蔵事務次官の富岡幸雄氏。政府は「日本の法人税は海外と比較して高すぎる、企業が海外へ逃げていく」として、現在の法人実効税率35%を20%台まで引き下げる事を閣議決定しています。この間の市民との対話の中でも「法人税を下げないと企業が海外に逃げていく」と、政府の宣伝が国民の中にも一定浸透しています。しかし、日本には様々な巨大企業優遇制度があり、日本の法人税は海外と比較しても決して実行税負担率は高くありません。サブタイトルにもある様にソフトバンクは単体純利益788億円に対して支払った税額はわずか500万円、実行税負担率は0.006%です。消費税10%への増税が議論されていますが、その前に資力のあるところに負担を求める事こそが本来の税の応能負担の大原則ではないでしょうか。

 

高遠菜穂子さん講演会

2日、高遠菜穂子さんの講演が姫路弁護士会館で開催されました。

現在、高遠さんは混乱するイラク情勢の中で医療・難民支援などを行っています。日本ではあまりにもイラク情勢の情報が少ない事などを指摘し、現地での生々しい経験を写真や動画などを使って報告されました。深刻化するシーア派とスンニ派の対立、そこにイスラム国なるものも出現し、現在イラク情勢は泥沼化しています。もともとは、シーア派とスンニ派に対立はなく両派の男女が夫婦である場合も決して珍しい事ではなかったと高遠さんは言います。2003年のアメリカによる軍事介入が現在のイラク情勢の泥沼化を招いた事は誰もが認める所だと思います。しかし、今はイスラム国から大量殺戮などの虐待を受けているイラク国民側から、アメリカの軍事介入による救済を求める声もあると高遠さんは言います。また、高遠さんは、かつては日本は憲法9条があるため武力行使はしないという事がイラク国内でも浸透し医療支援などがスムーズにでき、日本人には一定の信頼があった。しかし、自衛隊のイラク派兵によって、日本もアメリカと同列視されつつある向きがある事も報告されました。各国ではイラク戦争の検証がされていますが、日本では未だされていません。泥沼化するイラク情勢に日本が何をすべきかを考えさせられる講演でした。

講演会場で「イラク戦争を検証するための20の論点」という書籍を買いました。この中で「他国の政治体制を武力で変える事を見直したい」という印象に残った寄稿があったのでご紹介します。