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姫路市・廃棄物施設設置手続き条例化へ

姫路市は、7日の市議会経済委員会で廃棄物処理施設の設置許可を申請する前に必要な手続きについて、これまでは要綱で対応していたものを今後は条例を制定する事によって、手続きの厳格化と透明化を図ることを明らかにしました。(神戸新聞・条例と要綱の違い pdfフアイル

添付フアイルにある様に、要綱については、法的根拠がないため極端な例で言えば事業者が要綱手続きにある住民説明会などを開催する事なく、要綱手続きを無視して、廃掃法上の申請手続きを直接行う事例なども全国各地で起こっており、行政や住民との間で訴訟が起こり、行政や住民が敗訴した事例もあります。今回、姫路市は法申請前の手続きを法的根拠のある条例化する事によって申請手続きを厳格化します。住民の声が姫路市を少しずつ動かしている様に思います。

条例制定には、議会の議決が必要ですから条例案は議会に上程されることになります。住民の皆さんは、住民の声が条例に反映されるよう、議会にしっかりと声を届けて下さい。条例案が上程され次第当ブログでもアップします。不十分な条例案であれば修正なども必要です。

3月2日夢前町住民集会 会場満席約900名参加

3月2日、「夢前町の自然を愛する会」主催で、第3回目となる産廃反対住民集会が夢前公民館で開催されました。会場は貸しきりバスを乗り合わせるなどして多くの住民が参加し、立ち見が出るほどの約900名の参加者で熱気に包まれました。

主催者を代表して「自然を愛する会」会長から挨拶。

「子ども未来を守る会」からは、全国各地で起こっている産廃処分場の問題点や夢前産廃計画の現状などをスライド使って報告されました。地質や地層などの専門家集団である国土問題研究会が計画地の現地調査をまとめた検討書の中身にも触れ「計画地が産廃処分場としては不適格な場所である事は明確」と指適している事も紹介されました。また、夢前産廃計画の現状報告では、「もう工事が始まってる」「今さら反対しても遅い」という不正確な情報が広がっている事などが紹介され、「会」として正確な情報を定期的に発信していく事などの報告もされました。私は来賓席に座らせて頂いてたのですが、私の後方の同じく来賓積に座っていた他会派の議員さんからは「よう勉強しとる」「その通りや」などの相槌の声がひっきりなしに聞こえていました。

姫路総合法律事務所からは、園田弁護士が「建設反対の声をあげ続けることが大事」と報告されました。

 子どもの作文を朗読する若いお母さん

最後は夢前町連合自治会長松浦会長の「産廃建設反対ガンバロー」の唱和で締めくくられました。

共産党県・市議団は全員出席させて頂きました。会場ロビーで松浦自治会長と

平成26年第1回姫路市議会 代表質問

21日、平成26年第1回姫路市議会定例会が開催され新年度予算案が上程されました。今回、私は、日本共産党姫路市議団が、これまで公約として掲げてきたた「大企業優遇・大型開発優先の市政から、福祉・くらし・教育が優先される市政への転換」を求めて代表質問を行います。産廃問題では、悪質な違法行為に対する姫路市の対応を明らかにし、市民の産廃行政への信頼を取り戻すため、姫路市産廃行政の見直しと改善を求めます。代表質問なので、これまでの質問とは違って折り返しの質問は2回までに制限されています。日本共産党市議団が太い柱で掲げた公約を新年度予算に反映されるよう当局に求めます。私の質問日時は3月4日(火)午後1時頃からの予定です。インターネットやウインクでも生中継されますのでご覧下さい。

質問要旨

 

絶滅危惧種工事で激減 南あわじ市

22日付神戸新聞夕刊(青字部分をクリックして下さい)。 兵庫県版レッドデータブックのAランクに指定されている絶滅危惧種の野生動物がしゅんせつ工事で激減している事がわかりました。 姫路市夢前町で進められている産業廃棄物最終処分場計画地周辺にも、兵庫県版レッドデータブックに指定されている動植物が多種にわたり生息し、昨年は国の史跡天然記念物に指定されているオオサンショウウオの生息も確認されました。貴重な動植物が多種にわたり生息し、市民3万世帯の貴重な水道水源にもなっている夢前川を産廃排水で汚すわけにはいきません。

赤穂市産廃建設計画事業者も浄化槽法違反 赤穂で広がる一点共闘

赤穂市で産廃建設計画を進めている事業者が、浄化槽法に違反し適切に排泄物を処理していなかった事が日本共産党赤穂市議団と杉本ちさと県議の調査で明らかになりました。地元では「こんな事業者の産廃建設計画信用できない」の声が広がっています。

日本共産党赤穂市委員会が発行する民主赤穂をクリッックしてご覧下さい

また、赤穂市では思想・信条・立場の違いを超えた「産廃反対での一点共闘」が広がっています。

「産廃反対」陳情団体が統一戦線(地域新聞・赤穂民報より)

 
産廃最終処分場計画反対へ連携を合意した意見交換会
産廃最終処分場計画反対へ連携を合意した意見交換会
 

 赤穂市西部地区で進められようとしている産廃最終処分場の設置計画について、市議会へ「反対」を陳情した団体の意見交換会が20日、市役所であり、統一反対運動を行っていくための組織設立を合意した。
 「オール赤穂で取り組みたい」との永安弘議長の呼び掛けで開かれ、14団体25人が出席。議会の各会派代表者、長岡壮壽県議も同席した。「ばらばらで活動するよりも一丸になった方がよい」「赤穂に産廃はいらない、の一点でまとまれる」など、団体の壁を越えて連携する方向で一致。新組織の核となる正副会長を選出した。
 新たな組織は、陳情団体に限らず、「計画反対」の意思を持つ個人、団体を受け入れる見通し。3月19日(水)に意見交換会をもう一度開き、組織名称、規約、体制などを決定する。正副会長は次のとおり。敬称略。
 ▽会長=木村音彦(赤穂市自治会連合会)
 ▽副会長=川西康行(赤穂の環境を守る会)冨原利行(赤穂食品衛生協会)山崎尚彦(赤穂市PTA連合会)田淵新太良(赤穂旅館組合)西川英也(赤穂観光協会)

夢前産廃最終処分場について住民集会・3月2日(日)

家に帰るとポストに郵送でビラが入っていました。文面からして姫路市会議員全員に郵送されたものと思われます。前回の集会は夢前公民館大ホールが立ち見が出るほどの900人規模の集会となりました。今回もそれを上回る規模の集会になる様子です。日時・3月2日(日)午後5時30分開場 6時30分開演、場所・夢前公民館大ホール。 皆さんこぞって参加しましょう。