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赤穂市高野産廃処分場建設計画、事業者が違法行為、計画地で許可なく工事

  • 杉本ちさと県議ブログより

  • 赤穂市高野地区に、民間事業者が安定型産廃処分場を建設する計画が、ほとんどの市民が知らないなかで進められていたことが大問題となり、赤穂市議会や市民から怒りの声があがっています。 11月13日、杉本ちさと県議と小林とくじ赤穂市議、川本孝明赤穂市議の西播磨県民局土木事務所でのききとり調査で、事業者がすでに違法行為を犯していることがわかりました。 下の写真は、地元の新聞、赤穂民報の11月5日に掲載された事業者ツボタクリーンが安定型産廃最終処分場の設置を計画している予定地です。 ブルドーザーを入れて工事が行われていることが写真で明らかです。 この事業計画地は砂防指定地であり、砂防法で砂防指定地内で土地の掘削や盛土、切土など様々な行為が制限されており、知事の許可を受けることが必要になっています。 ところが、事業者は許可を受けることなく、事業計画の申請もせずに、工事を行っていたのです。 縦覧書類では申請中となっていますが、申請さえもしていませんでした。 砂防法に違反して無断で工事を行い、縦覧書類には事実と異なる虚偽の書類を出すなど、見過ごすことができない重大な問題が明らかになりました。 土木事務所の三木管理課長は、違法行為ですとはっきりと私たちに言明しました。 このような事業者に産廃処分場の設置を許していいのか、市民が不安に思うのは当然です。 安定型産廃処分場は、廃プラ、ゴム屑、金属くず、ガラス陶磁器くず、ガレキなど安定5品目を扱いますが、そもそも廃棄物に有害物質が混入し、それを分別すること自体ができないと政府も認めています。 全国各地で産廃処分場から有害な汚染水が流れだしたり、火災が発生したり、硫化水素が発生して死亡するなどの事例もあり、地域住民との紛争が絶えず、裁判でも争われています。また、悪質な事業者の不法投棄が後をたちません。 日本弁護士連合会は、法規制がされないなかで、これ以上の安定型産廃処分場の建設を認めてはいけないと、政府に意見書を提出しています。 計画地のすぐ近くには赤穂市民と相生市民、家島の住民の飲み水となる取水口があります。 市民の飲み水への影響が懸念されています。計画地内には5メートル四角の貯水池がつくられ、排水が溜まるように配管もされており、そこには鹿の白骨死体が浮いている写真も住民から寄せられています。11月17日、県議会農政環境常任委員会で杉本ちさと県議は、赤穂市高野地区の産廃処分場建設について質問し、事業者が違法行為をすでに犯している事実などを紹介し、県の対応をききました。県は、赤穂市が事業計画に「問題ない」とする意見書をこれまで県に提出してますが、それを撤回するのかどうか、それは赤穂市にボールは投げられていると答弁しました。 住民団体が赤穂市に「反対」の陳情を出しています。 問題ありのこの事業計画を、市民の合意もなくすすめることは認められません。

日本共産党兵庫県委員会 衆院選候補者1次分を発表

18日、日本共産党兵庫県委員会は、衆院選予定候補者1次分を発表しました。政党名を書いていただく比例代表候補に堀内照文氏、個人名を書いていただく姫路11区選挙区には苦瓜(にがうり)かずしげ氏、旧姫路市を除く西播地域12区では堀ゆずる氏を衆院選予定候補として擁立しました。いま全選挙区に候補者を立てられる政党は共産党と自民党だけ、まさに「自共対決」。

19日、神戸元町駅前で比例候補と県下小選挙区候補揃って該当からの訴え。

夢前町・巨大産廃処分場建設反対の大看板設置

「夢前町の自然を愛する会」の皆さんが、「巨大産廃処分場建設反対」の大看板を計画地周辺数箇所に設置しました。建設事業者が誰に代わろうとも不適格な計画地での産廃処分場建設は認められません。

安倍首相解散表明

18日、安倍首相が衆議員解散を表明しました。安倍自公政治が進める、消費税増税、集団的自衛権行使容認のための法整備、原発再稼動、政治と金の問題の原資となっている企業・団体献金、政党助成金等・・、このまま進める事を認めるのかどうかが問われる選挙戦です。安倍自公政治と対局にある日本共産党の政策をしっかり訴え国民の判断を仰ぎたい。

今日は、村原もりやすさんと東部地域19箇所で訴えました。

高倉健が死んだ。父の影響で私も大の映画ファン。ジョン・ウェイン、ゲーリー・クーパー、ジェームス・スチュワート等々、往年の映画スターの名前ならいくらでも出てくる。西部劇から「男はつらいよ」まで洋画、邦画を問わずかなりの本数の映画を観てきました。高倉健については、任侠映画よりむしろ晩年の映画の方が私は好き。寡黙・不器用、神戸新聞記事にもありますが「余計なことは一切しゃべらないが、いざというときには最も頼りになる人物」に、私自身も憧れましたが(失礼・・)、気がつけば余計なことまでペラペラ喋り、時には人の顔色も伺いながらちょっぴり上手も言う・・、高倉健とは対極的な地方議員となりました。高倉健に習い、映画の中でなく現実社会の中で「男の中の男」ならぬ「議員の中の議員」目指し、「住民から頼られる議員」になるよう引き続き精進します。高倉健さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

神戸新聞・「不器用」男の美学貫く

 

解散・総選挙へ

連日、解散総選挙への動きが報道されています。今回の解散・総選挙は、安倍暴走政治が、国民の世論と運動によって追い詰められた結果です。

消費税10%への引き上げ、集団的自衛権行使のための法整備、原発再稼働、政治と金の問題など全て道半ばのものばかりです。安倍首相がこれから、これらの政策を進める事を考えれば、この先、支持率が上がらないという事を、首相自身が一番良く分かった上での解散・総選挙です。安倍自公政治の暴走をこのまま進める事を認めるのか、それとも、その暴走に正面から対決する提案をもつ日本共産党か、 自民党対共産党の対決構図が鮮明となる中での総選挙になります。

今日は谷川市議と一緒に原稿も用意して朝から夕方まで、丁寧に十数か所で訴えました。明日も引き続き村原地域で街宣します!

国鉄労働組合兵庫乗務員分会定期大会

12日、国鉄労働組合(国労)兵庫乗務員分会定期大会でご挨拶させて頂きました。国労の運動方針には「消費税増税反対、原発再稼動反対、憲法9条を守る」などが盛り込まれており、日本共産党の政策と一致する点が多々あります。ご挨拶の中で解散総選挙の動きが強ま中「安倍政権打倒」の一致点での共闘を呼びかけさせて頂きました。

 私は、高校卒業後JR東海に就職したという事もあり国労も含めJR内労組の過去、現在の運動方針や日本の労働組合運動で国鉄内労組が果たした役割などもそれなりに学習したつもりです。戦後国鉄労働運動はGHQの陰謀による松川・三鷹事件で国鉄労働運動内からの共産党員排除から始まり、マル生闘争、順法闘争、スト権スト、動労委員長松崎明の転向・国鉄分割民営化、国労差別、総評解体など、戦後日本労働運動の大衆的注目を集め、日本労働運動のけん引的存在であった様に思います。中曽根内閣による国鉄解体が総評解体への引き金となり、社会党の解体、連合と民主党の誕生によって日本の労働運動は一気に右傾化し、現在では闘わない労働組合幹部は「労働貴族」と揶揄され、闘わない労働組合の存在意義が問われるまでになっています。(もっとも当時の国労と社会党の、労組内一党支持押し付け路線には大いに問題はありましたが)

私がJRに就職した当時は既に国労は少数派になっており、会社からの国労組合員残党狩りのような徹底的な差別的不当労働行為は当時の若い私にとって異様にしか見えませんでした。そんな不当労働行為にも屈することなく闘い、仕事もよくできる国労組合員は、当時の私の憧れの存在でした。国労定期大会でのご挨拶というのは、私にとって特別に感慨深く、もったいないような場でもあります。そんな国労の皆さんと立場は異なってしまいましたが「安倍政権打倒」の一致点で共に闘えるというのであれば私にとっては嬉しくもあり頼もしいかぎりです。