平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
2日、西有年で計画されている産廃処分場設置問題で西播磨県民局へ。
コロナ問題の中で、参加者全員マスク着用、ドア・窓共に全開「3密」避けた状態にして県との懇談。先日、事業者が違法伐採によって書類送検されたにもかかわらず、県当局は「事前協議書を各市町に意見照会し手続きをすすめる」と、住民側に通告するという切迫した中で、県民局長も参加しての懇談。
冒頭、住民側からは、コロナ問題の緊急事態にある中で、多くの住民が参加する住民説明会を伴う手続きは直ちに停止する事を要望。私からは「安室川には安室ダム水道企業団が取得した水道用水利権が設定されているが、事前協議書には関係水利として農業用水利しか記載されていない」ことを指摘し、事前協議書の修正を業者側に求めるよう要望しました。
安室ダム水道企業団の水道用水利権については、複雑な経緯がありますが、平成27年に平成37年までの水道用水利権として県自らが許可したものです。産廃排水は梨ケ原川から安室川を経由して千種川に放流されますが、梨ケ原川、安室川は河川流量も少なく産廃排水による影響は多大です。安室ダムは赤穂市、上郡町、そして相生市民へ飲料用水を供給するために建設されたダムです。2市1町の水道水源である安室川上流に危険な産廃処分場は必要ありません!
27日、コロナ問題で、市内にある3つの文化団体や商店街を市議団と訪問。
「3月に28あった上映予定の内、27がキャンセルになった。収入が激減」「演者や、舞台を創る照明、音響関係は多くが零細事業者が担っているが危機的状況」等々、悲痛な声がたくさん出されました。
国や自治体が中止や自粛要請するなら、それに見合った補償や支援をしてこそ、感染拡大防止を実行あるものにすることができます。
国会では超党派で「文化芸術守れ」と政府に要請を行っていることなどもご紹介し、「地方からも声を挙げていきましょう」と、提案させて頂きました。
15日、村原もりやす市議と中小業者さんを訪問。
政府や信用保証協会の新型コロナウイルス対策の概要、コロナ対策問題を大体的に扱った「しんぶん赤旗」などをお持ちしてご意見ご要望をお伺いました。
あるバス会社さんは「日曜日なのにマイクロバスが全て止まっている」、また皆さん口を揃えて「無利子無担保融資もいいけど、見通しが見えない中で新たな借金はできない。中小業者を直接支援する新たな政策を期待している」とのこと。
皆さんの声をしっかり行政へお届けします。ご意見ご要望をお寄せ下さい
12日、姫路市議団と城東小学校、放課後児童クラブ、放課後デイサービス、姫路医療生協、姫路民主商工会などにお伺いし、新型コロナウイルス問題での影響などについてご意見・ご要望をお聞きしました。(森市議は総務委員会出席のため参加できませんでした)
「感染者が確認された病院に外来で通院している介護利用者に対し、デイサービスなどの介護サービスを拒否する介護事業者が出ていると聞いている」「マスク・消毒液が全く足りない」「放課後児童クラブに体育館を開放してほしい」等々、保護者、利用者、現場の声をたくさんお聞きすることができました。本日お伺いした声を県政・市政へしっかりお届けします。
また、本日、兵庫県教育委員会は県立学校の一斉臨時休校を3月23日まで延長することを発表。24日以降の対応については今後の感染状況を見て判断するとの事。
3月10日、新型コロナウイルス感染症に関わる対策への緊急要請(第2次)を井戸敏三県知事、西上三鶴教育長あてに行いました。
県は、この日、業者団体などが求め、質問や要請でもとりあげた、「迅速な貸付・保証審査の実施」「『借換等貸付』の要件緩和」など新たな中小企業者への融資支援策を発表しました。詳しくは県議団ツイッターを→日本共産党兵庫県議団ツイッター