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キューバ前国家評議会議長のフィデル・カストロ氏の死去にあたって

フィデル・カストロ氏の死去にあたって

2016年11月26日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫

 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去の報に接し、深い悲しみを抱いています。ご遺族とキューバ政府・国民のみなさんに、心からの哀悼の意を表します。

 カストロ前議長は、バティスタ独裁政権を打倒したキューバ革命を成功に導き、米国による不当な経済封鎖に抗して、医療や教育を重視したキューバの新しい国づくりに大きな貢献をしてきました。また、国連憲章にもとづく平和秩序と民主的な国際経済秩序を求める非同盟運動の発展のために、大きな足跡を残してきました。

 2010年、地域の33のすべての国が参加して中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)が設立され、かつて「米国の裏庭」とされてきたこの地域は、米国から自立した平和の地域共同体へと大きく変わりました。この歴史的変化をかちとるうえで、独立と民族自決権を断固として掲げつづけたキューバが、かけがえのない役割を発揮したことは、疑いのないことです。

 カストロ前議長が刻んだ歴史的足跡を想起しつつ、キューバの国づくりが成功をおさめることを心から願うものです

県会・市会報告会

 私の住む町では屋台を新調するため、今日は雨降りの中でしたが、これまで使っていた屋台を最後に皆で掻いて、その後トラックに乗せて送り出し。来年どんな屋台が仕上がるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後からは、飾磨ふれあいセンターで森ゆき子市議と、県会市会報告会を開催しました。

 私からは、製鐵記念広畑病院と県立循環器病センターの統合再編問題、兵庫県第三次行革プランについてご報告しました。

 病院統合再編問題では、12月初旬に基本計画案が示され、中旬にはパブコメ、来年早々にも地元住民説明会が開催される予定です。基本計画案の中では、製鐵記念広畑病院跡の医療機関誘致問題や、新県立病院の病床機能等が示される予定。県は平成31年度工事着工、34年GWを目途に新病院を開院する予定です。基本計画案が示され次第、当ブログでもご報告します。皆さんのご意見お寄せ下さい。

 病院統合再編問題で、党市議団が行ったアンケート調査の結果などついて報告する森ゆき子市議。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

「兵庫憲法県政の会」兵庫知事選挙に津川知久氏を擁立

兵庫憲法県政の会 ツイッターより

24日「兵庫・憲法県政の会」の記者会見。津川知久 代表幹事 立候補にあたっての「思いと決意」。「平和にこだわる県政」「生活をささえる県政」「原発をなくす県政」をめざし、県民のみなさんとご一緒に県政を変えていく、それがわたしの決意です。

 

 

 

 

 

 

 

23日付神戸新聞

 

 

兵庫県行革プラン「最終2カ年行財政構造改革推進方策(素案)」 ~ご意見お寄せ下さい~

 11月18日、行財政構造改革特別委員会が開催「最終2か年行財政構造改革推進方策(素案)」が示され、本日21日記者発表されました。県は今後のスケジュールとして、24日に自治体・関係団体等への説明会を開催し、11月末を目途に自治体・関係団体等からの意見聴取を締め切ります。その後、自治体・関係団体等の意見を踏まえ12月14日に県議会行革特別委員会に第一次案を示し、19日に集中審議、26日に各会派から意見開陳されます。さらにその後、県議会の議論を踏まえ1月中旬に知事案が示され、同様に集中審議、意見開陳され、県民からのパブリックコメントを経て2月議会に議案として上程されるスケジュールです。県民の皆さんはもとより、各団体、地方議員の皆さんのご意見お寄せ下さい。

TEL078-341-7711・FAX078-351-3139まで(日本共産党兵庫県会議員団控え室)

 最終2ヵ年行財政構造改革推進方策 ←青字クリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とりわけ県民の暮らしや市町との連携事業で係りが深いのがP27~P43にある事務事業の削減です。例えば、老人医療費助成事業は廃止され、新たに高齢期移行助成事業が創設されます。新事業では、これまでの65~69才までの老人医療費助成制度の対象条件としていた「低所得1・2」に加え「就業が困難」「要介護認定2以上」という新たな条件が付け加えられ助成対象者がさらに削減されます。その上に県の負担割合はこれまの2/3→1/2へと縮減し市町負担割合が増加します。その他にも、市町連携事業であるバス対策費補助、山腹崩壊対策事業、鳥獣被害対策事業などが削減される案となっており、市町には大きな負担増となります。また、事務事業以外にも県立文化施設の観覧料等については、これまで65歳以上を半額としていたものを70歳にまで引き上げる案なども示されています。(P116)

 また、長時間労働による過労死・過労自殺が社会問題となる中で、兵庫県職員の長時間労働は際立っています。平成27年度の月あたり最長残業時間が308時間の職員もいます(災害残業除いて)。過労死ラインが月80時間とされている中で、異常な長時間労働が県庁内ではまかり通っています。民間のモデルとなるべき公務職場でこのような異常な長時間労働を容認するならば、県自らが民間に対し長時間労働を是正する立場を失くしてしまいます。兵庫県行革プランでは平成20年度から30年度までに職員数30%削減を掲げ、現時点で26.8%を達成しています。これは全国1位の削減率です(P18)。無理な職員削減が異常な長時間労働となって職員の健康を侵し、県民サービスをも低下させています。無理な職員削減はやめ、職員の増員こそ必要ではないでしょうか。

  県民サービスを低下させ、職員削減によって異常な長時間労働を職員に押し付ける一方で、ミッシングリンクの解消を掲げた高規格道路などの大型公共事業については聖域となったままです(P48)。大型公共事業では地域経済への波及は限定的であり、県財政をさらに悪化させます。大型公共工事優先の県政から、県民の暮らしや福祉・地域や雇用を支える県政への転換こそ必要です。

姫路南9条の会 11周年記念集会

 20日、姫路南9条の会 11周年記念集会が開催されました。集会では「憲法9条で日本は守れるか?」と題して、泥憲和さんをお招きしての記念講演が行われました。講演は情勢にピタリと合致したお話で、聞く側が疑問・心配に思っていることを適格に話して下さいました。「姫路南9条の会」というローカルな取り組みではもったいない、もっと多くの皆さんに聞いてもらいたい貴重なお話を聞かせて頂きました。泥さんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「南スーダン・PKOへの自衛隊派兵に反対します」という特別決議案が提案され、全会一致で採決されました。

 

安保法制=戦争法廃止総がかり行動 姫路

 毎月19日は安保法制=戦争法廃止の総がかり行動が全国各地で粘り強く行われています。全国の行動に呼応し姫路駅ピオレ前でもビラ配布、署名活動が行われました。市民運動の力で本気の野党共闘実現させ、立憲主義回復と安保法制=戦争法廃止を!