日本共産党 地域後援会 春のつどい

21日、広畑公民館で日本共産党地域後援会主催の春の集いが開催されました。当初、金田みねお党国政事務所長は欠席という事だったのですが、急遽時間がとれ、短い時間でしたが、TPP、アベノミクスなどに対する党の見解・提案を語り、参院選に向けての御挨拶をさせて頂きました。続いて杉本ちさと県議から県会報告、私からは夢前産廃処分場問題について最新のスライドを使ってご報告させて頂きました。また、広畑公民館会場では、夢前町から建設反対署名を集めに地元の方も来てくださり、ごあいさつも頂きました。第2部は、姫路労音から落語、姫路医療生協有志の方のフラダンス、地域文化団体の銭太鼓などの出し物も出されました。ご協力下さった皆さん本当にありがとうございました。

金田みねお党国政事務所長

杉本ちさと県議

スライドを使った夢前産廃問題報告

成臨興業㈱宮ヶ谷最終処分場 区域外投棄

宮ヶ谷最終処分場で許可されている区域外に廃棄物が投棄されていた件で、兵庫県、姫路市に聞き取りした結果、航空写真にあるピンク色部分周辺に区域外投棄されていた事がわかりました。数年も前から投棄されていたという通報が寄せられており、いったい誰の指示によって、どのような廃棄物が、どれくらいの量、不法に投棄されているのか今後、県、市の徹底調査が求められます。違法行為が明白になった場合には速やかに行政処分を行い、県、市から刑事告発を行うべきです。

2011年に撮影された宮ヶ谷最終処分場の航空写真

「いじめ」のない学校と社会を ~日本共産党の提言~ part2

先週に引き続き、日本共産党が発表した「いじめ」のない学校と社会を、の提言ビラを持って市内の小中学校を訪問しました。今日も、大脇和代市議団団長と八幡小、白鳥小、大白書中、書写中、琴陵中、高岡中をそれぞれ提言ビラを全教職員数分を持って訪問しました。相変わらずの失礼極まりない、アポなし突撃訪問ですが、学校長がおられるところでは丁寧に対応して下さり、こんな時にしか伺う事の出来ない様な学校現場での悩み、問題なども随分とお話し下さいました。

ある校長は「学校に通う子ども達や、激動する社会の影響を受けやすい若い保護者の方達は、いい意味でも悪い意味でも社会現象の影響を受け易く、社会で受けた影響、感じた事を学校で反映させてくる」と言います。また、どの学校でも共通して言われたのが、「教員が課題に負われすぎて疲れ果てている。子ども達とじっくりと向き合う時間がない。夜の9時からでも職員会議が出来るくらい教員が学校にいます」と言います。大脇市議は元教員です、教員時代の事について言います「大きな声や体罰を使って生徒を指導する先生が私たちの時代には当たり前のようにいた、そういう先生の前では子ども達はおとなしくしていた反面、私の様な体の小さい女性教員の前では、力で押さえつける教員の反動をそのまま私たちに子ども達はぶつけてきた、でも、私はそのハンデをじっくり子ども達に時間を掛けて向き合い話しを聞く事で子ども達との信頼関係を作ってきた」といいます。今、教員は課題に負われ子ども達とじっくり向かい合う時間がないと言います。教員の多忙解消も大きな課題です。改めて思うのは、学校現場だけでは「いじめ」問題の根本的解決はあり得ません、社会、地域、学校が一体となってこそよりよい教育、学校作りができると思います。「いじめ」のない学校と社会を、は日本共産党のHPでご覧いただけます。

4月21日(日)広畑公民館 日本共産党地域後援会主催 春の集い

4月21日(日)13時30分から、広畑公民館(広栄橋西詰)で毎年恒例となっている、日本共産党地域後援会主催の春の集いを開催します。金田みねお党国政事務所長が急遽参加できなくなったため、国・県政の情勢報告を杉本ちさと県議から、市会報告として夢前産廃問題をスライドショーを使って約45分の時間を頂いて私からご報告させて頂きます。スライドショーは情勢変化に合わせた最新版を現在作成中です。一度ご覧になられた方も是非ご参加下さい。その他にも第2部からは、落語、踊りなどの出し物も後援会の方が準備してくださっています。入場は無料です。どなたでもご自由にご参加下さい。お待ちしています。

成臨興業㈱宮ヶ谷処分場で区域外投棄を確認

以前の私のブログでも報告しましたが、平成25年3月25日に成臨興業㈱代表から「宮ヶ谷処分場で区域外に廃棄物が投棄されているのを確認した」と、姫路市に通報がありました。この件について、同年4月11日に姫路市が宮ヶ谷処分場へ立ち入り検査に入り区域外投棄を確認しました。姫路市は今後、さらなる詳細な調査を進めるとしています。宮ヶ谷処分場については、これまでも繰り返し不適正処理が行われ行政指導が繰り返されています。区域外投棄の規模、区域外に投棄された廃棄物の種類、区域外投棄をした者、区域外投棄を指示した者など全容解明が必要です。少なくとも違法行為が明らかになった訳ですから「行政処分の指針」にもとづき速やかに姫路市は刑事告発を行うべきです。

詳細がわかり次第、随時ブログでご報告します。

 

 

 

姫路市産廃行政について 参院議員会館内で環境省職員にレクチャ・要望

本日12日、日本共産党参院議員 市田忠義事務所を通じて環境省本庁職員にレクチャと要望を行いました。

左正面から、堀内党兵庫副委員長、私、金田みねお党国政事務所長、杉本県議

レクチャ・要望概要

 ①成臨興業㈱が管理運営する宮ヶ谷最終処分場では、これまで年間15回もの行政指導を受けている。指導された中身についても大規模で悪質な不適正処理が多くを占めている。それにも関わらず姫路市は何ら処分を出さない。また、関連事業者従業員の内部告発、共産党市議団が提出した動画映像、これらについても、成臨興業㈱への報告徴収、立入り検査を姫路市は行っていない。姫路市の一連の対応は環境省が通知した「行政処分の指針」に照らしても適切とは到底言えない。

②夢前町で大規模な産廃建設計画が進められている。「行政処分の指針」では処分場の建設許認可の欠格要件の中に「その者の資質及び、社会的信用性等の面から、将来、その業務に関して不正又は、不誠実な行為をする事が相当程度の蓋然性をもって予想される者をいう」「行政庁の指導が累積しているもの」という抽象的な2点の文言があるが、具体的にどう解釈すればよいか・・などなどを主な柱にレクチャを受けました。

環境省は

①については「姫路市にも聞き取りをする。一方だけの話しでは判断のしようがない」といいつつも、指導回数、関係者証言議事録、不法投棄動画映像などを具体的に我々が示すと「廃掃法が体現化されているとは思えない。あれは土埃ではありません・・・」とおっしゃられます。姫路市に聞き取り調査を行い、「指針」がしっかりと生かされるよう指導されたい事を要望しました。

②については、「定量的な判断でなく。姫路市の裁量によるところが大きい」と答えられました。

姫路市は、廃棄物の不適正処理に対しては、「行政処分の指針」に照らした的確な処分を行い、欠格要件に該当するような者に対しては産廃施設の設置許可を認めるべきではありません。

参院会館12階から見る国会議事堂