平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
9日(日)。夢前川河川敷で「夢前未来フェスタ」というイベントが開催されました。夢前町の自然を守り育てていくという事を目的に開催されたイベントです。私も1ブースをお借りして夢前町産廃問題についてご報告させて頂きました。
たくさんの屋台が出店した会場。写真奥の谷筋が産廃計画予定地。
夢前産廃報告ブース。
夢前川の水生生物コーナー。子ども達が夢前川の生物について学びました。
市内外を問わず多くの方が産廃問題に関心を寄せられ、「関係地域」と位置付けられている地元の岡、中島地域在住の方もふらりとブースに立ち寄られて不法投棄動画映像をご覧になられました。動画映像をご覧になられた方は皆さん言葉を失い、さらに事業者側や姫路市が白煙状の気体について「土埃である」と言っている事についてはあきれ果てておられました。事業者と姫路市への不信はいよいよ増すばかりです。
岡、中島地域では、産廃問題についての住民議論が始まろうとしています。私は議員として自分がもっている全ての情報を住民の皆さんに公開し、正しい情報のもとでの徹底した住民議論ができるよう力を尽くします。また、声を掛けて頂ければどこででも学習会を開催します。是非お声をお掛け下さい。
参院選挙告示まで1ヶ月を切りました。日本共産党西播地区委員会は、6月14日(金)19時より姫路文化センターにおいて、山下よしき参院議員(党書記局長代行)を迎えて演説会を行います。弁士はその他に、金田みねお党国会議員団兵庫事務所長、田中耕太郎県知事選予定候補などです。日本共産党は7日に参院選挙公約を発表したばかりです。演説会では山下よしき参院議員が日本改革の展望を縦横無尽にお話します。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。各地域から無料バスを運行します。バスをご利用の方は079-288ー4110までご連絡下さい。
8日。午前中は広畑地域を中心に演説会の案内ビラを持って支持者回り。午後からは労働者後援会の皆さんとご一緒に街頭から訴えさせて頂きました。
今週から姫路市議会が開会されました。6月議会というのは新しい議長・副議長が選出され、また、新たに来年6月までの各常任委員会・各特別委員会の委員もそれぞれの政党・会派から選出されます。
常任委員会というのは、総務、文教、厚生、経済、建設の5つの委員会を設置しています。日本共産党市議団は4議席しかないために、5つの全ての常任委員会に議員を配置することができません。私はこの2年間、産廃問題に力を入れていたので産廃の所管委員会である経済委員会に所属をしており、来期も経済委員会への所属を強く要望したのですが、今日の議会運営委員会で、大会派から等の数の力で見事に共産党は経済委員会から外されてしまいました。
常任委員会というのは、皆さんがテレビ中継でご覧になられている本会議とは違って時間制限がありません。ですから、私は産廃問題について委員会毎に1時間近い時間をとって踏み込んだ厳しい質問をしてきたつもりです。それだけに、いよいよこれからという時に経済委員会から外されたのは非常に悔しく、残念です。
これで、最大会派からは4名もの議員が経済委員会に所属することになります。この間、日本共産党市議団は、夢前、宮ヶ谷の一連の産廃問題で、力一杯市民の声を議会に届け頑張ってきました。これからがいよいよ大詰めという時に数の論理で見事に経済委員会から外されてしまいました。改めて議会というのは数の力であることを痛感させられました・・・
11万人の反対署名の声を9月からの経済委員会でどのように審議されるのか是非多くの市民の皆さんには本会議だけでなく委員会にも傍聴に来て頂きたいです。11万人の声である産廃問題がしっかり委員会で議論されるように是非市民の皆さんには委員会傍聴に来て頂き、議会が市民の声をしっかりと反映しているか、議会を監視して頂きたいです。
2日。「夢前町の自然を愛する会」が姫路駅前で街頭署名を行いました。5月11日から毎週土日に姫路駅前で行ってきた署名活動も一旦は今日でおしまいです。連日署名活動に参加された方の顔は真っ黒に日焼けしています。本当にお疲れ様でした。体調にも気をつけながら引き続き知恵と力を出し合って頑張りましょう。私たち日本共産党も産廃反対の一致点を大事にし、住民の皆さんと共に力を尽くします。
夢前町連合自治会長さん自らが署名を集め、マイクを握って訴えられました。(ご本人の許可を得て写真掲載しています)
ブログ表題は6月2日付「しんぶん赤旗」日曜版の見出しです。元自民党幹事長の古賀誠さんが赤旗インタビュウーに応じて下さっています。自民党元幹部が赤旗に登場するのは異例の事です。古賀氏はインタビューで「今、96条を変えて憲法改正手続きのハードルを下げるということが出てきていますが、絶対にやるべきでない」と。また、「離合集散する政党がたくさんあるが・・私に言わせると自民党と共産党こそが2大政党だと思っている」。古賀氏は、自身が2歳の時に父が戦争で亡くなった経験を語り、赤旗インタビュウーに応じた理由については「戦争を知る世代の責任だと思ったからです」と言います。
6月2日付「しんぶん赤旗」日曜版
下記事は毎日新聞30日付。古賀氏の赤旗登場を報道。見出しは「古賀氏発議緩和に反対」
下記事は読売30日付。参院選「自民と共産」対立軸明確。
憲法、経済、外交、歴史問題などで公明、民主、みんな、維新、他党がみなそろって「自民党へ、安倍首相へ」となびくなかで、国民とともに安倍政権の暴走と正面から対決しているのが日本共産党です。「自民党対共産党」の対決、「自共対決」こそ参院選挙の真の対決軸です。
29日。金田峰生(みねお)日本共産党国会議員団兵庫事務所長らと兵庫県知事、姫路市長あてにそれぞれ森林法、廃棄物処理法の厳格な運用を求める申し入れを行いました。これまでブログでもご報告してきましたが、成臨興業㈱前代表の岩田慎也氏は、過去自らが管理運営をしていた宮ヶ谷最終処分場で不適正処理を繰り返しています。また、加西市において大規模不法投棄(10トンダンプ1000台分)を行い現在に至っても未だに原状回復されていない事も日本共産党の調査で明らかになりました。姫路市は、不適正処理を繰り返し、悪質且つ大規模不法投棄を行った成臨興業㈱と前代表に何ら法的効力のある行政処分を行うことなく、相手方の任意の協力が前提である行政指導しかしていません。また、岩田慎也氏については宮ヶ谷処分場での区域外投棄の関与も疑われ、その他にも新たな信憑性にたる重大な違法行為情報も寄せられています。姫路市は違法行為については厳格な処分を行ない、違法行為の疑いが生じた時には法的効力を伴う報告徴収、立ち入検査、ボーリング調査を行うなど廃掃法及び行政処分の指針にもとづく厳格な対応を行うべきです。
不適正処理を繰り返し、違法行為を犯しても行政指導しかしない姫路市の対応について金田氏が「姫路市は法・指針を理解しているというが、不法行為、不適正処理を繰り返し行っても原状回復すれば処分は必要ないと考えているのか?」という質問に姫路市からはまともな返事が返ってきません。後日、文章で回答するという事です。法治国家で法を犯しても元に戻せば処分がないというのはあり得ないことです。「行政処分の指針」の精神とも全く相反するものです。県・市は法にもとづく毅然とした対応をとるべきです。今日の申し入れには、金田峰生氏の他に堀内照文県副委員長、杉本県議、大脇、谷川市議、夢前町からは「自然を愛する会」会長と地元自治会長もご参加下さいました
姫路市
中播磨県民局
申し入れ後、姫路総合法律事務所で当局の不作為責任も含めて今後の対応を協議しました。