成人の日 

本日14日は成人の日です。姫路市文化センターでも成人式が開催され多くの新成人で賑わいました。社会の担い手になってゆく皆さんに心からのお祝いと応援の言葉を送ります。

~自分自身の中に信じているものをもち、ぜひ社会に働きかけてほしい。歴史を見ても、世界の未来像を変えてきたのは若者です~

「就職できるか不安」「原発再稼働は許せない」「戦争がない世の中にしたい」。成人を迎えたみなさんは、自分の将来や社会への期待や不安とともに、「こうしたい」という思いをもっていることでしょう。よりよい未来を求める一人ひとりの願いにこそ、社会を変える力があると、私たちは確信します。日本共産党は、1世紀近い歴史のなかで、悪政から国民を守る防波堤となり、新しい時代を築く改革の展望を示し、国民と共同して運動をすすめてきた政党です。切実な願いを掲げ、若者の希望と未来をひらく新しい政治を、ともにたたかい、実現しましょう。(しんぶん赤旗より抜粋)

県・市議団揃ってお祝いの言葉を届けさせて頂きました

 

雪彦山(大天井岳)登頂

お昼から時間ができたので、雪彦山に行きました。13時10分に登山口をスタートし14時20分に大天井岳山頂に到着しました。僕の足なら休憩なしでだいたい70分位という所です。

途中、展望台から大天井岳を望む

山頂より。天気があまり良くなく遠方は霞んでいますが、右手一番奥に見えるのが、先日私が登ったばかりの明神山です。

岩盤に見られるこういう物を、層理面、節理面、セン断面などの地質分離面というのでしょうね。国土研の指摘では、こういう地質分離面が水みちとなって産廃処分場の汚水が処分場外へ漏出することを指摘しています。

15時50分下山。先日購入したばかりのzamberlan登山靴の初卸しでしたが、軽くて履き心地も良かったです。

2010年に廃校となった山之内小学校。山之内~雪彦山間の神姫バス路線も同じく2010年に廃線となりました。後ろは植林されることなく放置されたままの森林。

切捨て間伐材が放置されたままの森林。

日本では、国策によって1950年~60年代にかけて大量のスギやヒノキが植林されました。しかし、その後輸入規制の徹廃によって大量の外材が輸入されることになりました。その結果、国内木材価格が低下し、林業労働者の減少、森林所有者の林業意欲低下によって森林の管理がされなくなり山が荒廃しています。

2009年に佐用町を襲った台風9号では、森林に放置されたままの切捨て間伐材が集中豪雨によって土砂崩れと共に大量に河川へ押し流され、橋脚に引掛かり川の流れを変え想定外の被害をもたらしています。私の住む、姫路市南部下流域でも集中豪雨による河川氾濫が毎年の様に相次いでいます。集中豪雨の度に、河川の掘削、堤防のかさ上げ、排水ポンプなどの増強などがされています。勿論こういった対策も大事です。ただ、私はより根本的な、森林の持つ保水能力を高める施策が大変大事だと思うのです。姫路市面積は5万1千haです、その内3万1千haが森林面積でその内の4割にあたる1万2千haがスギやヒノキなどの人工林となっています。市域の約2割を占める人工林の保水能力を高める事こそ集中豪雨対策の根本的解決の一つになると思うのです。上記では切捨て間伐材を例にあげましたが、実態は間伐さえされていない山が圧倒的です。間伐のされていない森林は下草が生えず地面に根を張らないため保水能力も弱く土砂崩れも起こし易くなってしまいます。また昨今問題となっている鳥獣被害についても、人が山に入らなくなり山の管理がされなくなったために鹿などが人間との境界線が解らなくなっているという指摘もされています。これまで、私達日本共産党姫路市議団は、夢前、安富森林組合の皆さんと意見交換も重ね、市議会でも繰り返し森林対策の提案も行ってきました。姫路市は24年6月に「姫路市ふるさと100年の森構想」(下写真)を策定し現状、課題をまとめています。森林の持つ多面的機能 を復活させ、次世代に引き続ぐ事が大きな課題です。林業の再興は過疎化対策にもつながります。国も巻き込む国民的な議論が必要です。今後も提案し議論もしていきたいと思います。長々と失礼・・・

24年6月に策定されて「姫路市ふるさと百年の森構想」。なかなかいい事を書いています。ご一読をお勧めします。

最後は雪彦温泉に入って帰ってきました。

姫路民主商工会新年会

今日は、姫路民主商工会の新年会にご招待して頂きました。姫路民商会長さんからのご挨拶から始まり、来賓を代表して兵商連会長、福崎町長、日本共産党からは金田みねお兵庫国政事務所長がそれぞれご挨拶をしました。皆さん共通しておっしゃられるのは「衆院選から教訓を引き出し7月の参院選では必ず命と暮らしを守る政治を前進させよう」という言葉でした。会場は太鼓あり踊りありの賑やかな新年会となりました。

英賀保校区新年会

年が明けて新年会が続いております。今日は私の地元、英賀保校区の新年会です。自治会、老人会、婦人会、PTAなど地域の各種団体の方達が集われました。写真は英賀神社の宮司さん。昨年ご結婚され、皆さんに冷やかされながらも幸せいっぱいの中「青葉城恋唄」を熱唱されました。宮司さんなかなかお上手です。お酒もカラオケもダメな私はひたすら食べておりました・・

市会報告ビラ配布についてのお知らせ

以前ブログでご紹介した「日本共産党12月市議会報告ビラ」が年明けに仕上がりました。夢前町には本日10日付け朝刊で6300世帯全戸に折込みました。「全然気付かなかった・・」という連絡があったのでお知らせしておきます。ご確認下さい。旧姫路市内には6万3千枚を後援会、党員の皆さんにポスティングして頂きます。手前味噌ですが、なかなかいいビラができたので是非ご一読下さい。

共産党員差別やめます

今日は、朝から新日鉄広畑門前で街頭宣伝。写真にあるオレンジ色の旗は「職場に憲法を生かす新日鉄広畑の会」の幟端です。「会」の方とご一諸に宣伝をしました.

この「会」は新日鉄職場で長らく行われてきた共産党員差別と闘ってきた新日鉄社員らで作られている会です。下記の新聞記事にあるように新日鉄は、無法なリストラ反対とその運動の先頭に立っていた共産党員らを“隔離職場”に強制配転したり、党員が四十年勤めて定年退職する際も送別会やあいさつすらさせないなど、異常な差別、人権侵害をくり返してきました。「会」はそんな不屈の労働運動を闘ってきた人達が、裁判での勝利判決後に全ての職場に憲法を生かすための運動を広げるとして作られました。私は日本共産党員として、不屈の労働運動を闘ってきた先輩達に多くの事を学びました。

2005年12月27日(火)「しんぶん赤旗」

共産党員差別やめます

新日鉄が約束

大阪高裁 労働者と和解


 新日本製鉄(三村明夫社長、本社・東京)が日本共産党員であることを理由に人権侵害や賃金差別を行ったのは不当として、広畑製鉄所(兵庫県姫路市)の労働者五人が是正を求めていた争議が二十六日、大阪高裁で和解しました。このなかで新日鉄は、反共労務政策や差別が断罪された神戸地裁判決を真摯(しんし)に受けとめ、思想信条による差別をなくすと約束。原告側の画期的な勝利となりました。


 同裁判をめぐっては昨年三月、神戸地裁姫路支部が判決を出しました。新日鉄が一九六〇年代から系統的な反共労務政策をとり、さまざまな差別・人権侵害を行ってきたことや、八九年の「第四クラフト」への配転は共産党員の隔離が目的であると認定しました。昇給面でも「最低レベルの処遇」であるとし、慰謝料の支払いを命じました。

 新日鉄は不服として控訴。原告と支援共闘は、三度の「全国総行動」を実施しました。新日鉄全事業所から、百七十四人の従業員・元従業員が自らも人権侵害・差別を受けたと社長へ要請書を提出。争議解決は新日鉄全体の問題だと主張してきました。

 和解後、原告団・弁護団が和解内容を報告。(1)会社は地裁判決の趣旨を真摯に受けとめ、今後、思想信条を理由とする差別的な処遇がないよう、憲法、法律、基本的人権を順守し、すべての従業員を公平、公正に処遇することを改めて約束する(2)約束が守られない場合、社員の相談を受けつけるために会社が〇三年に設置した「コーポレートライフ(内部監査体制の充実)相談室」を活用する―を報告しました。

 原告団長の井原達雄さん(68)は「会社が一審判決を受け入れて、人権侵害があったと認めたのは感慨深いことです。長年のたたかいがようやく報われました。この勝利は私たちだけでなく、あらゆる差別に苦しむ新日鉄で働く仲間みんなのものであると確信します」と喜びを語りました。

 ▼新日鉄広畑争議 世界有数の鉄鋼会社、新日鉄の兵庫・広畑製鉄所で働く共産党員五人が九八年に提訴しました。同製鉄所では六〇年代前半から、職場の野球チームや懇親会からの排除など日本共産党員への差別を行ってきました。エスカレートしたのは八九年。無法なリストラ反対と運動の先頭に立っていた共産党員らを“隔離職場”に強制配転。党員が四十年勤めて定年退職する際も送別会やあいさつすらさせないなど、異常な差別、人権侵害をくり返してきました。