建設常任委員会 管内視察

 2、3日、建設常任委員会の阪神地区管内視察がありました。

 県立舞子公園内にある舞子プロムナード。明石大橋内に入ることができ、展望デッキには喫茶店もあります。是非皆さんお立ち寄り下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 神戸市兵庫区にある湊川随道。随道内は通年17~8℃。市民コンサートが月1回程度行われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 尼崎市・尼ロック。過去、尼崎市域では工業用水を地下から大量に汲み上げ地盤沈下をおこし海抜0M以下となっています。そのため海水が内陸に流入しないように尼ロックによって水面の高さが異なる水域を遮断しています。船の出入り時には2つの閘門を交互に開閉することによって海水流入を防いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 阪神電車鳴尾駅付近高架化事業。代替地が確保できないため上下線を交互に高架化させる難工事。私は元JR東海の大阪保線所勤務。レールを久々に間近で見た時には血が騒いだぜぃ・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 猪名川河川改修工事。

 

 

 

 

 

 

 

 

  新名神高速道路川西インター工事。当初は1年前倒しの急ピッチで進められいましたが、ご存知の通り橋桁落下事故が発生し、工期は大幅に遅れることになりました。工期前倒しのためピーク時には1日700台のダンプカーが出入りし住民からも多くの苦情が寄せられていました。工期前倒しの急ピッチの工事が事故に繋がったのではないかとの指摘もされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その他にもたくさんの現地視察を行い、各県民局で聞き取り等を行いました。広い兵庫県、現地に行く事がなかなかできていません。管内視察は本当にいい勉強になります。課題等しっかり把握し県政に反映させていきたいと思います。

 

兵庫県 第三次行革プラン総点検

 1日、行政構造改革特別委員会が開催され「第三次行革3年目の総点検における課題と検討方向について」県当局から報告がありました。

第三次行革プラン3年目の総点検における課題と検討方向について ←青字クリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 県は、阪神淡路大震災からの「創造的復興」と称して、空港、港湾、高速道路建設など震災復興とは直接関係の無い大型開発事業を行い県財政を悪化させてきました。県は財政を立て直すとして「行政改革」の名のもと「老人医療費助成事業」「母子家庭医療費助成事業」など、行政が最も手厚く措置を講じなければならない分野をばっさりと切り捨ててきました。今日の委員会ではこれまでの行革の取り組みと、新たな31年度以降の行革について報告と提案がありました。是非、皆さんのご意見お聞かせ下さい。

 

自治体学校・養父市「農業特区」、豊岡市「コウノトリ育む農法」

 30日、31日は自治体学校へ。

 30日は神戸芸術センター芸術劇場で全体会議。記念講演は「日本型人口減少社会と地域の再生=混迷の時代をどう生きるか」、パネルディスカッションは「辺野古への新基地建設を巡って争う国と沖縄県=憲法・地方自治から見ると、何が見えてくるか」というもの。

 31日は現地分科会で養父市の「国家戦略農業特区」と、豊岡市の「コウノトリ育む農法」へ。

 養父市農業特区は以前から感心のあった事業。今日は市長が直々に熱い思いを語ってくれた。全国的にもそうですが、養父市は中山間地域にあり、耕作放棄地の拡大、人口減少が進んでいる。そこで養父市は国の国家戦略特区メニューにある農業特区に手を挙げた。農業特区に指定されると企業が農地を所有し、営農することができるようになる。農業に企業が参入することによって耕作放棄地を減少させ、「農」を通して雇用を生み出し、人口減少に歯止めを掛けよとする戦略です。既にオリックス㈱など11社が参入しています。ただ、仮に企業参入によって収益があがる農業ができたとしても中山間地で住民と農地を切り離して中山間地に永住する人が増えるか???規模拡大した農地で収益が悪化し企業が撤退した場合、その農地は誰が管理するのか???など「農業特区」には疑問がいっぱい・・。

 豊岡盆地で行われている「コウノトリ育む農法」は素晴らしかった。コウノトリは食物連鎖のトップにあり、農薬の影響を受けたプランクトンからコウノトリに至るまでに約8万倍の生物濃縮があるとのこと。1970年代に農薬を原因に国内コウノトリは全滅。

兵庫県立コウノトリの郷公園

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこで、2005年から県が推進している事業が無農薬、有機栽培の「コウノトリを育む農法」です。当時、県職員である農業改良普及員が農薬を使わない農法を農家にお願いしたところ「農薬を使わないなんて無理!農家よりコウノトリの方が大事なのか!」と、農家の方から随分と怒られたそうです。県が推奨した農法は、冬場の遊んでいる農地に水を入れ、水を入れる事によって、農地に生物多様性を起こします。冬場に農地に水を張ることによって、カエルの数が6000匹~10000匹増え、そのカエルが稲穂の斑点米の原因となるカメムシを大量に駆除するそうです。同時に、獰猛な肉食であるコウノトリの餌を確保することもできます。農業改良普及員は、農家の皆さんに納得してもらうため、カエルのお腹からカメムシを大量に出して、農薬を使わなくてもカエルがカメムシを駆除することを証明したとのことです。「熱意より、データをもって農家の皆さんに納得してもらった」と、県職員。現在では無農薬、有機栽培のコウノトリ米は通常のコシヒカリの1.9倍の付加価値がついてブランド化に成功しつつあるとのこと。県職員でもある農業改良普及員のプロフェショナルぶりに感動。

豊岡盆地で行われている無農薬、有機栽培農地。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 TPP対策としての農地大規模化は徹底したコスト削減競争によって、美味しく安全な農産物ができるとは思えない。農産物に付加価値をつけるブランド化は、地元の新鮮で安くて美味しい農産物を地元住民が口にできなくなる。兵庫農業を守り育てるためしっかり学習しなければ..と改めて考えた自治体学校でした。

今年度 加古川バイパス渋滞調査が行われます

 29日、苦瓜かずしげ市議と姫路駅朝宣伝からスタート。宣伝後、以前に苦瓜市議、住民の皆さんと要望していた250号線道路補修の件について、進捗状況等を中播磨県民センターへ聞き取りに。住民の皆さんの要望は「250号線に凸凹が多く有り、早朝などに空トレーラー等が通過した際トレーラーシャーシが飛び跳ねて家まで響く。なんとかしてほしい」という事でした。本日、苦瓜市議と進捗状況を確認したところ、こちらが要望していた以上の範囲で補修を進めてくれるとのお返事を頂きました。一部は既に着工済み。住民の皆さんにも喜んで頂けると思います。

 その後、加古川バイパス渋滞原因について国土交通省姫路河川国道事務所へ聞き取りに。

 

 

 

 

 

 

 

 

  加古川バイパスと東播磨自動車道(←青字クリック)が交差する加古川中央ジャンクションを起点とする加古川バイパス東西交通の慢性的自然渋滞は利用者を悩まし、ラジオ渋滞情報の常連となっています。

 ただ、渋滞原因が何回通ってもわかりにくい・・。はっきり言えるのは平成26年に兵庫県直轄事業の東播磨自動車道が開通して以降、加古川中央ジャンクションを起点とした加古川バイパス東西交通が慢性的に自然渋滞している事は誰もが認めるところではないでしょうか。

 加古川バイパス東向きは東播磨道の下をくぐって坂を上りきったところに東播磨道との合流点がある。しかし、合流の差し合いで渋滞している気配は全く無い。加古川バイパスは高低差が多く有り、最も低くなっている直ぐ上を東播磨道が通っているため、先の見通しが悪くなり且つ登り坂になっているためスピードが落ち渋滞しているのか・・?。県職員は「東向きは東播磨道が出来る前から渋滞しています」という。確かに加古川バイパスは渋滞が多く発生する道路ではありますが、現在の様なことは決してありませんでした。県職員がその様に言うので、東播磨道開通前と開通後の渋滞発生回数を求めています。

 加古川バイパス西向きについては、東播磨道からの合流点での差し合いが多少ある、直ぐ先には加古川インターの乗り口もあり、そこでも多少の差し合いがある。ただ、あれだけの渋滞を発生させるような決定的な要因とは思えにくい・・。

 国交省姫路河川国道事務所では、今年度500万円の予算で加古川バイパス渋滞調査を行うとのこと。東播磨道の開通によって南北渋滞は解消したけれども東西交通が大渋滞するようでは総工費500億円以上もの支出効果があったとは言えません。国、県に対し詳細な調査と対策を求めます。

借り上げ住宅協議会

 28日、第49回借り上げ住宅協議会が新長田勤労市民センターで開催されました。来月で借上げ住宅協議会は50回目のメモリアルを迎え、記念行事などの催しも企画されています。

 

 

 

 

 

 

 

  行政による借り上げ復興住宅からの追い出し問題もいよいよ裁判闘争が始まり大きな節目を迎えています。西宮市では93歳になる高齢者も追い出しの対象としています。ひどい話です・・行政のやる事とはとても思えません・・。生存権、基本的人権尊重など、憲法は私達の身近な所で、私達の不断の努力によって行政側に履行させなければなりません。

 昨日の裁判報告でもあったように、法的にも被災者を追い出す根拠はなく、国連人権宣言でも居住の継続は保証されており、医師からも高齢者の転居は生存権を脅かす旨の指摘がされています。被災者の皆さんは阪神淡路大震災で家を失い、震災後20年目で今度は行政によって終の棲家を奪われようとしています。高齢化した被災者の皆さんが慣れ親しんだ住宅に住み続けられる様、そして何よりも憲法通りの行政がされるよう引き続き借り上げ住宅協議会の皆さんと力合わせて頑張ります。

借上げ復興住宅からの追い出しやめよ!!

 27日、神戸地裁へ。阪神淡路大震災から20年、神戸市は震災で住居を失った被災者に対し訴訟を起こしてまで借り上げ復興住宅からの追い出しを行おうとしています。原告 神戸市、被告 被災者という信じられない構図となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 公営住宅法32条1項では「公営住宅の明け渡しを求めることができる」とありますが、同法25条2項では「明け渡し日を入居時に事前通知しなければばらない」とあります。被告である被災者には25条2項の事前通知はされていません。神戸市は25条2項が履行されていなくとも32条をもって明け渡しを求める事ができるという乱暴な姿勢で被災者追い出し訴訟を提起しています。

 裁判閉会後に報告集会。弁護団からは「32条と25条の関係が表面的な争点になっているが、世界人権宣言、社会権規約などで居住継続の法的保証が挙げられている。日本は批准しているので国内で効力があるのは当然。保険医協会などからも高齢者の強制転居は生存権を脅かすなどの指摘がされている」との報告。被告である被災者からは「なぜ訴えられているのか、なぜ出て行かなくてはいけないのか全くわからない」との発言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 神戸市に続き、県営借上げ住宅からの被災者追い出しも始まろうとしています。この裁判結果は後に続く被災者にも大きな影響を与えるものであり必ず勝利しなくてはなりません。皆さんのご支援よろしくお願いします。