平和憲法9条守る力 姫路から強く大きく
26日、赤穂市会議員選挙が告示されました。日本共産党は川本孝明候補、小林とくじ候補の2名を擁立して頑張ります。皆さんのご支援を心よりお願い申し上げます。
赤穂市では2箇所の産廃処分場建設計画や、土砂災害警戒区域に隣接して設置されようとしている太陽光パネル設置計画など、住民の皆さんの安心安全を脅かす事業計画が相次いで進められようとしています。
福浦産廃計画では、住民の猛烈な反対運動によって2年以上も手続きは中断したままとなっており、西有年産廃処分場計画でも、業者は住民向けの根回しを着々と進めてはいるものの、住民の反対運動が根強く未だ正式な手続きには至っていません。
土砂災害警戒区域に隣接して設置されようとしている太陽光パネル設置計画では、事業者の当初計画は1万㎡以下の届出となっており、総合治水条例の対象外事業となっていました。ここでも住民の皆さんとの調査によって、工事中の土地の形質変更などによって開発面積が1万㎡以上になっている事を県や市に指摘し、県総合治水条例対象事業へと変更させました。
いずれの問題でも住民の皆さんと力合わせて頑張っているのが、川本孝明候補と小林とくじ候補です。赤穂市では道半ばの課題が山積しています。暮らし、子育て、環境を守る議席を押し上げて下さい。心よりお願い申し上げます。
堀内照文衆議院議員も応援に駆けつけてくれました。
24日、2017年度予算審議を含む第335回兵庫県議会2月定例会が閉会しました。報道でもありましたが、井戸知事は最終日の24日、7月に行われる兵庫県知事選挙に正式に立候補表明しました。
日本共産党も加入する「憲法が輝く兵庫県政の会」では、井戸県政から「生活を支える県政」「平和にこだわる県政」「再生可能エネルギーをすすめる県政」への転換めざし、津川ともひさ氏を擁立して、知事選挙をたたかいます。力合わせて県政を変えましょう!!
昨年からの行財政構造改革特別委員会に続き、予算特別委員会にも入り、緊張感の続く日々でしたが先輩議員、頼りになる党議会事務局の皆さんに支えられながら県民の皆さんの声をしっかり議会に届けました。議会を終え、改めて思うのは県民に冷たい井戸県政からの転換です。7月の知事選挙では必ず県政転換を!!
予算特別委員会
日本共産党兵庫県議団発行の県政資料ができました。今後、県議事務所等にも卸しますので必要な方はお声掛け下さい。
県政パンフ←クリック
以下は日本共産党兵庫県議団事務局長・門屋史朗さんのFBより
日本共産党兵庫県議団発行の県政資料ができました!県行革で福祉や教育を切り捨てる一方、パナソニック1社に130億円、全国2位の高速道路整備など大企業・大型開発を優先してきた井戸県政の16年を総括。平和、原発など知事の姿勢、暮らし、環境、農業などの県民要求などを図や表で示しています。
7日、兵庫県議会予算特別委員会で職員の長時間労働について質疑に立ちました。質疑で明らかになったのは、全ての兵庫県土木事務所(13箇所)、港湾管理事務所(2箇所)で労働基準法36条違反が漫然と行われていたという事です。
労働基準法36条では、「当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、これを行政官庁に届け出た場合においては、第32条から第32条の5まで若しくは第40条の労働時間又は前条の休日に関する規定にかかわらず、その協定で定めるところによつて労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる・・」と、あります。
官公署職場では労基法36条適用除外職場もありますが、土木事務所などは36条適用事業所となっています。今日明らかになったのは、県が労働組合と労使協定で締結していた月100時間、年360時間の上限時間を上回る超過勤務を漫然と命じていたということです。
その他にも、36条適用除外職場(県本庁)では、1月の超過勤務が290時間、過労死ラインの1月80時間以上を8ヶ月連続で行っていた職員もいました。もちろん公務員は全体の奉仕者として災害時等に業務に専念することは言うまでもありません。しかし平成27年度は大きな災害は発生していないにも関わらず、超過勤務が多いのは平時でも職員が足りていないことの現れで、今後大災害が発生したとき,対応に問題が生じることは明らかです。
兵庫県では行政改革の名のもと、この10年間で約3割の職員を削減しています。無理な職員削減は職員の健康を侵すばかりでなく、県民サービスの低下にもつながります。長時間労働が社会問題化する中、民間のモデルとなるべき県職場で異常な長時間労働と、労基法違反が明らかになりました。県は行革の名による職員削減をやめ、違法な状態を直ちに是正すべきです。
25日、姫路キャスパホールで製鉄記念広畑病院と県立姫路循環器病センターの統合再編問題で住民説明会が開催されました。約200名の住民が参加。
住民からの質疑では、前回の広畑市民センターで行われた説明会同様に「製鉄記念広畑病院後の医療機能確保を」という声が数多く出されました。一方で、新県立病院建設予定地周辺に住んでおられる住民からは「新県立病院と新文化センターが隣り合わせでできるが交通渋滞は大丈夫か?」「ドクターヘリの騒音問題は?」などの疑問も多く出されました。
姫路市は新県立病院周辺の渋滞予測調査を実施しています。シュミレーション設定は新文化センターへの交通集中量を400台/時、新県立病院の交通集中量を最大182台/時として、朝9時のピーク時、夕方15時のピーク時でそれぞれ交差点需要率を推計しています。結論として「著しい交通渋滞は発生しないと想定される」としています。しかし、新文化センターの座席数は大中小ホールあわせて約3000席あります。新文化センターの交通集中量を400台と設定するのはあまりにも無理があるのではないでしょうか。また、姫路市は新県立病院周辺道路について「道路幅員は6mの2車線+両側に幅員各1.5mがあるので合計9mの道路幅員がある。渋滞中に救急車がサイレンを鳴らして進入すれば、渋滞中の車を交わせる」旨、説明しています。しかし、循環器病センター、製鉄記念病院ともに救急車で病院に搬送される患者数と、ウォークイン(家族などが救急患者を自家用車に乗せて搬送する場合)で搬送される患者数は、救急者での搬送が若干多いものの差ほどの変わりはありません。渋滞中に救急車がサイレンを鳴らせば車は避けてくれますが、ウォークインではそうはいきません。渋滞シュミレーションは最悪の想定で行うべきです。
また、今日の住民説明会では、次々と質問の挙手がされているのにも関わらず、一方的に質疑が打ち切られました。会場の都合ということもあるのでしょうが、姫路市議会の決議では「丁寧な住民説明」ということも市有地無償貸与の条件の一つとして挙げています。住民からは「早くも決議違反」との声も出ていました。兵庫県・姫路市・製鉄記念病院は、住民の理解と納得を得る最大限の丁寧な説明を行うべきです。
午後からは県庁で予算質疑の準備。
県立循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編問題でパブコメに寄せられた意見が公開されました。ご覧下さい。次回の住民説明会は2月25日(土)午前10時から姫路キャスパホールです。どなたてでも参加できます。質疑時間もあります。是非ご参加下さい。