成臨興業㈱宮ヶ谷最終処分場 浄化槽設置届け出違反

14日、不法投棄など廃棄物処理法違反が相次いでいる成臨興業㈱宮ヶ谷最終処分場で、今度は処分場管理事務所トイレに設置されている浄化槽設置届け、定期検査をしていないなど浄化槽法違反が明らかになりました。現地確認・聞き取り調査をした姫路市職員の説明によると「平成12年ごろから浄化槽を設置していたという事だが届け出はされていない。定期検査記録もないので浄化槽に排泄された汚物がどのように処理されているのか正確には不明。浄化槽から、外部の側溝に向け配管が設置されていたが目視で確認する限りでは外部に排出した形跡なない」という事です。浄化槽法に基ずく設置届けが提出されていない事も重大な違法行為ですが、浄化槽に排泄された汚物がどのように処理されているかの徹底した調査が必要です。

夢前町内で産廃不法投棄発覚

夢前町内で産業廃棄物の不法投棄が行われている事が明らかになりました。
産廃処理業の許可を受けていない解体事業者が、自社の事業で発生した建築廃材を夢前町内の自社所有地に不法投棄していたという事です。

姫路市の説明によると、平成24年4月に不法投棄が明らかになり、姫路市は解体事業者に対し文章で撤去するよう行政指導を行いました。解体事業者は指導に従うことなく不法投棄した廃棄物を放置したままだったので同年11月に再指導。しかし、解体事業者は再指導にも従う事なく現在も放置されたままだという事です。
私が「姫路市で手に負えないのなら警察への通報・告発はしたのか」と姫路市に問うと「通報したのかどうか確認します」との対応・・。警察へ通報したのかどうかも確認しないと解らない・・。刑法では「官吏公吏(公務員)は違法行為が思慮される時は刑事告発しなければならない」と明確に定めています。
また、環境局長は、私に対する議会答弁で「指導に従えば行政命令は出さない」と答弁していますが、今回の事案については明らかに指導に従っていません。

姫路市がこのような産廃行政を続けるなら、住民の産廃事業者、産廃行政への不信は増大するばかりですし、真面目に産廃事業をしておられる事業者の方にとっても迷惑なことです。姫路市産廃行政の改善が求められます。

英賀神社恵比須祭

11日、英賀神社恵比須祭が行われました。例年、市長はじめ地元選出の国会、県会、市会議員なども招待され盛大にとり行われます。境内に設置された舞台からは、福を呼ぶ「福餅」が1.4t、約3万個撒かれます。

 恵比須祭を盛り上げるかわいらしい福娘の皆さん達

 

英賀保地区区画整理事業

私の住む英賀保地域では、現在、英賀保地区区画整理事業が進められています。施工期間は平成11年~29年となっていますが、おそらく平成29年度中の完成も難しい状況にあると思われます。地域の皆様には大変なご負担をお掛けしているところです。総事業費218億円、施工面積69.5haで、市内で行われている区画整理事業としては最大規模です。

一昨日、区画整理内で田畑を営んでいる住民から「区画整理で水田の土を入れ替えたところ田植え期に水が抜け落ちた水田があったが、私の水田も十分な土の踏み固めがされていない」「側溝の高低差が逆になっているために水田に水が入らないのではないか」等々・・住民が抱えている心配が寄せられ現地に行ってきました。なるほど・・と思われる現状です。現在、市職員も交えて調査中です。区画整理事業というのは工期延長が当たり前のようになっており、住民の皆様には大変なご負担をお掛けしているところですが、事業を進めるにあたっては住民一人一人の不安や疑問に丁寧に対応する事が最も大切な事だと思います。

英賀保地区区画整理事業

 渋滞が慢性化している棚田踏み切りは立体交差事業として計画が進められています。

 棚田踏み切り立体交差事業イメージ図。

 

西播地区委員会総会

9日、毎月定期的に行われている日本共産党西播地区委員会総会がありました。今日の会議は党大会直後という事もあって、朝から夕方までの行程で行われ大会決定実現のための議論がされました。西播地区委員会は十二支所線沿い東向きのロイヤルホスト3軒隣にあります。4階からはお城がくっきりと望む事ができ、建設当時は4階建ての堅牢な建物だったために全国的にも党内で羨ましがられる地区委員会だったそうです。

 いつの間にか占拠してしまっている地区委員会内にある民青同盟と青年支部の部屋。私は24歳で共産党に入党しましたが、当時はこの部屋で議論もし、若い時ならではの思いや悩みを語り合ったりしていました。党大会では「若い世代を党に迎える事に力をそそぐ」として、全党の大きな課題と位置づけています。日本共産党には18歳以上から入党できます。社会を前に前進させたい気概ある若者はぜひ日本共産党に入党を・・。お待ちしています。

 

「エコパーク網干爆発事故裁判」姫路市、裁判所の和解案に応じず

エコパーク網干爆発事故から約4年が経ちました。しかし、爆発事故の被害者は未だ社会復帰できていないばかりか、事故補償さえされていません。発注者である姫路市と、施工業者の神埼組の間では、お互いが責任は無いと言い張り被害者救済を放棄しています。先月28日、裁判所は「とりあえず被害者への補償を行い、姫路市と神埼組の負担割合については、今後の協議で決める」という和解案を提示しましたが、姫路市は今回の期日までの和解に応じませんでした。姫路市がやるべき事は一刻も早い被害者補償です。

爆発事故によって顔面やけどを負った被害者(ご家族の了承を得て掲載しています「日本共産党市会報告より」)

 日本共産党の大脇和代市議は、エコパーク爆発事故直後に独自で被害者の入院する病院を探し出し、一人一人をお見舞いしながら事故当時の聞き取りを行いました。大脇市議は「怒鳴りつけられるかと心配だったが、事故当時の様子を容態が悪い中、皆さん語ってくれた」と言います。なかなかできる事ではありません・・身内ながら大脇市議は本当にすごい人だと思います。その後、大脇市議らは被害者と共に「被害者の会」を立ち上げ姫路市に事故補償を求めてきましたが、姫路市は「姫路市に責任はない」と言って何ら事故補償をしていません。やむなく被害者らは、姫路市と神埼組を被告に事故補償を求める訴訟を起こしました。2月10日から、いよいよ原告らの本人尋問(下記チラシに案内)が始まります。多くの方の傍聴をお待ちしています。