赤穂産廃処分場建設計画

日本共産党赤穂市委員会が発行したビラです。経過と現状がよくわかります。ご覧下さい。

 

生活相談で思った事

12日。党員のkさんが、畑仕事で知り合った80歳の男性宅を久々に訪れると、自力での生活が困難な状況になっているという。夕方、kさんと私が介護保険認定申請書を持って男性宅を訪れると、既に病院へ運ばれたと、状況をよくわからないまま奥さんが説明してくれた。奥さんに聞いても男性が介護保険サービスを受けているのかどうかもはっきりしない。奥さんに娘さんの電話番号を聞いて、高砂に住む娘さんに電話をして詳しい状況を聞いてみた。すると、男性は明後日退院予定で、既に要介護認定を受けており、週3回の訪問介護を受けている事がわかった。奥さんも要支援認定2である事もわかった。結果的に私とkさんが行った事は取り越し苦労の余計なおせっかいだったという事になるが、我々と面識もない高砂に住む娘さんは、kさんがご両親の心配をしている事について大変喜んで下さった。党員と議員冥利に尽きる小さな一幕だった。

今日は、来年開催される日本共産党第26回大会の大会決議案が報告された。改めて、草の根で活動し、国民の苦難軽減を立党の精神とする日本共産党を大きくしたいと感じた出来事だった。

赤穂産廃処分場計画 報道のありかたについて

赤穂産廃処分場計画について、地元紙「赤穂新聞」が論陣を張って事実を住民に伝えています。ペンを持ち報道する側にある立場の者は、権力を監視し場合によっては権力と対峙する気概をもって欲しい。

2冊の書籍の一部を抜粋して紹介します。「メディアの興亡」杉山清隆 文藝春秋。「日本の巨大メディアを考える」志位和夫。アメリカ、ジョンソン政権がベトナム戦争に参戦するための謀略「トンキン湾事件」が、ねつ造だった事をニューヨークタイムズ紙が暴露しています。

ニュヨークタイムズ紙のザルバーガー社長は「これからタイムズ紙は政府と戦う。かなりの圧力が予想される。財政的にもピンチになるかもしれない。しかしそうなったら輪転機を2階に上げて社屋の1階を売りに出す。それでも金が足りなければ今度は輪転機を3階に上げて2階を売る。まだ金が必要というのなら社屋の各階を売りに出していく。そして最後、最上階の14階まで輪転機を上げるような事態になっても、それでもタイムズは戦う・・」。「・・それに比べて、日本の大新聞は情けない・・」。

ねつ造事件を報道したニューヨークタイムズ紙は、この報道によって、ジャーナリズムの最高の名誉とされるビュリッツアー賞を受賞しました。社運をかけて権力に立ち向かうジャーナリズムの気骨を感じます。新聞、また議員というのは、権力の「チェック役」という本来の任務があり、時には厳しく権力と対峙しなければならない場面もあります。話は飛びますが、今国会で審議されている「秘密保護法案」ではこういった情報も「特定秘密」に該当させる事になってしまいます。新聞、議員は当然のことながら、権力は国民自身がしっかりと監視しておかなければどこまでも暴走していくのは過去の歴史がものがったっています。

杉本・入江地域後援会バスツアー

10日、毎年恒例となっている杉本・入江地域後援会のバスツアー、今年は舞鶴市へ行ってきました。47名もの方が参加してくださり、バスは補助席を使っての満席となりました。バスツアーの準備にあたって下さった方、参加して下さった方本当にありがとうございました。

小さい秋をたくさん見つけました。

 

赤穂産廃処分場計画 学習会

4日午後赤穂へ。これまでもブログを通してご報告させて頂きましたが、赤穂市福浦地区で管理型最終処分場建設計画が突如として発表されました。赤穂市は数年前から計画がある事を知っていたらしいのですが、住民は事業者側からの発表によって10月下旬ごろに始めて計画がある事を知らされています。10月下旬に突如として事業者側から分厚い産廃事業計画書を突きつけられ「問題や意見があるのであれば11月24日までに意見書を提出して下さい」と現在迫られている所です。無茶な話しです。この様なやり方が許されるのは、法律や条例に問題があるとしか言えません。住民不在のやり方です。姫路市夢前町での産廃処分場計画でも過去に同じ事がやられていました。

今日は、「どうみる赤穂産廃処分場建設計画」と題して千葉工業大学助教(東京大学工学博士)の八尋信英先生をお招きしての住民学習会が開催されました。学習会主催者側は70名程度の参加を見込んでいたそうですが、見込みを大幅に上回る130名の参加者と読売、朝日、神戸などの新聞社も訪れ熱気溢れる学習会となりました。

住民からは「産廃を止めるために何かしたい」「福浦地区だけの問題にしないで赤穂市全体の問題として市民的な議論が必要」などの声が次々と出されました。主催者側からは当面の運動提起として建設反対署名を集める事や、住民説明会の範囲を広範囲で行う事を県や赤穂市に求めるなどの提起がされました。

姫路市夢前町でも着々と産廃処分場建設計画が進められています。赤穂市産廃処分場建設計画からも学び、互いの運動経験交流・連帯も模索しながら夢前町産廃建設計画阻止に向けて最善の策を住民の皆さんと共に考えていきたいと思います。

会場は130名の参加者で満員になり、会場に入れない方もおられました。

英賀保校区 生涯現役のつどい

4日午前。英賀保校区連合自治会主催の「生涯現役のつどい」が英賀保小学校体育館で開催されました。昔風に言うと敬老会です。

私も来賓として御挨拶をさせて頂き、101歳になる私の祖母の事、現在地域で作成されている自然災害時における要援護者支援台帳の事などのお話をさせて頂きました。その後、舞台では催し物として幼稚園児の歌、飾磨西中ブラスバンド部の演奏、最高年齢82歳のフラダンスなども行われ、地域挙げての盛大な集いとなりました。抽象的な言い回しですが、家庭でも地域でも高齢者が楽しくたくさん笑える環境創りこそが長寿の秘訣ではないでしょうか、私の祖母を見ていて感じる事です。そういった意味でも高齢者のお祝いを地域を挙げて行う事は大変意義深いものがあると思います。皆様方のますますのご健勝をお祈りいたします。