飾磨消防署英賀保分団年末警戒

26日、飾磨消防署英賀保分団年末警戒パトロールが行われました。今年の英賀保分団への巡回には石見市長が来られました。消防団の皆さん、寒い中年末までの消防活動本当にご苦労様です。

ここでも話題は総選挙の話に。自民党ガチガチでいつも一言嫌味を言ってくる地域の重鎮が「安倍さんの姫路駅前の演説前に、共産党の市田さんの演説あったやろ?わしも聞いてたんやけど、自民党支持者の中からも市田さんの演説は論理的で上手いな・・と皆悔しがってたわ」というお褒めの言葉も。「共産党は一貫してるし論理的に選挙戦で訴えた事が勝因やろな」と。ありがとうございます・・。ただ最後に沖縄の小選挙区での共産党勝利について「沖縄の選挙戦はみんな標準語やったらしいな・・君らどんだけ応援入れてるんや」と、いつもの様に最後にチクリ・・。来春の市長選、県議選、市議選の話にもなり色々なお話を聞かせて頂きました。地域の集まりは情報の宝庫でもあります。地域の皆さん今年も1年大変お世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。

夢前産廃問題・県が夢前興産㈱に対し図面の再提出を指示

夢前町での産廃施設設置手続きに係る林地開発手続きについて兵庫県治山課は26日、夢前興産㈱に対し図面の出し直し・再提出を指示しました。

以前から当ブログでご報告してきましたが、夢前町での産廃施設設置計画について、計画地内に5名の共有名義の土地がある事が明らかになりました。5名の土地所有者らは土地使用の「同意」をしていないにも関わらず、夢前興産㈱は「同意」を得たとする「同意書」を兵庫県治山課に提出していました。これを知った土地所有者(正確には、土地名義人が亡くなっているため「承継人」)は、「同意書」無効を県治山課に訴え、その訴えに基づき県が夢前興産㈱に報告を求めたところ夢前興産㈱は「共有名義の土地については計画地から外す」と県に回答しています。回答に対して県は、12月16日までに共有名義の土地を省いた変更図面の提出を求めていましたが、12月16日までに変更図面の提出はされず、夢前興産㈱からは「変更図面の提出については12月26日まで待ってほしい」旨の回答がされていました。

本日26日、県治山課へ電話で聞き取りしたところ「夢前興産㈱は図面を持ってきたが、県が求めていた計画地全体の図面ではなく、共有名義の部分だけを除いた部分的な図面を持ってきた。全体の図面を提出するよう指示した」と、県職員は対応したとの事です。今後の変更図面提出期限等の対応については県本庁と相談して年明けにも判断するという事です。

夢前興産㈱は県への回答期限内に変更図面の提出さえ行わず、その後提出した図面は県の指示と違う変更図面を提出しています。全国的にもそうですが、住民は産廃処分場設置について事業者に対し何よりも信頼と誠実さを求めています。夢前興産㈱のこれまでの一連の不誠実な対応では、ますます住民からの信頼失墜を招く事は間違いありません。県は厳格な対応をすべきです。

中小業者訪問

25日、杉本県議、民商事務局らと大塩から香寺まで美容院、畳屋、表具屋、皮革、居酒屋、建設業、井戸掘り、運輸、農家・・等々たくさんの中小自営業者宅を訪問しました。皆さん揃って衆院選での共産党躍進を喜んで下さり、新たに「しんぶん赤旗」も5名の方が購読してくれる事になりました。国内事業所の9割以上が中小零細業者で、そのもとで働く労働者は全労働者の7割以上です。アベノミクス経済政策では、大企業と一部の富裕層のみにしか恩恵がなく、日本経済の屋台骨である中小零細業者には全くその恩恵はありません。働く人の賃上げと中小業者が潤わなければ内需主導の本格的な経済の好循環はありえません。経済政策の軸足を大企業優遇から、家計と日本経済の屋台骨である中小業者へと転換する事が求められます。

農家宅を訪問。

「遠いところ良く来てくれたね」と、白菜、大根、ブロッコリーをごっそりくださいました。

全有権者規模の対話・宣伝活動を

24日午前、党支部の皆さんと総選挙のお礼も兼ねて地域を訪問。新たに3名の方が「しんぶん赤旗」読者になって下さいました。総選挙のお礼もしながら、さらに「しんぶん赤旗」購読をお願いするというのは我ながら厚かましいな・・と思いながらも「しんぶん赤旗」の紙面の魅力と、政党・政治腐敗の温床となっている「政党助成金」「企業団体献金」を受け取っていない日本共産党の活動をお話させて頂きました。

今回の総選挙では、私達と日常的に結びついていない多くの無党派層の方が日本共産党への期待を込めて投票して下さいました。全国的にもそうですが、姫路市内でも「戦争する国にしたくない。日本共産党の政策に共感している。志位さんのポスターがほしい」と党事務所に来た制服姿の女子高生、棄権防止のため電話した相手方から「以前からしんぶん赤旗を読みたかった。購読したい」など、私達の手の届いていない所で日本共産党への期待が大きく広がっています。今回の総選挙での躍進を一過性のものに終わらせるのではなく、それこそ全有権者規模で日本共産党の魅力を丸ごと知ってもらうための党活動が今の共産党には求められています。今の日本共産党にはそれだけの期待と注目が寄せられており、それに十分に応えるだけの魅力と未来社会への展望が我が党にはあります。党を大いに語る活動の先頭に立って引き続き頑張ります。

午後からは市内10箇所で街頭宣伝。夕方からは森ゆき子市議も合流しました。

党後援会 餅つき大会

21日、毎年恒例の日本共産党コスモス後援会の餅つき大会が行われ、40kgのもち米を老若男女みんなで力を合わせてつきました。牡蠣、刺身、豚汁、おでんなども出され皆で楽しくいただきました。餅つきが始まると年末年始の雰囲気が一気に高まってきます。やるべき事をしっかりとやり良い新年を迎えてたいと思います。

福岡県知事 画期的判断 「産廃施設設置申請に不許可処分」

夢前・宮ヶ谷の産廃問題で大変お世話になっている千葉工業大学の八尋信英助教から吉報メールがありましたので添付してお知らせします。八尋助教が住民と共に進めていた産廃施設設置反対運動で、福岡県は当該産廃処分場施設設置申請に対し不許可処分を出しました。画期的な事です。福岡県では初との事。「18日付 福岡版?毎日新聞記事」

姫路市長は「私的には反対」「私的に反対運動を進めている住民と会う」「市長には許可・不許可の裁量権はない」などと及び腰な姿勢です。しかし、福岡県では、・土石流危険渓流が含まれるのに地質調査不十分・大気や騒音の把握のためのデータが周辺環境を反映したものと言えない・放流水の現況把握がされていない。事などを理由に不許可処分としているのです。これらの判断はまさに許認可権者の裁量です。夢前産廃計画地についても「不適格な計画地」である事は既に学者らが綿密な調査の上で指摘をしています。姫路市長は、福岡県の事例にしっかり学び「不適格な計画地」での産廃施設設置を認めるべきではありません。

直方の産廃処分場申請:県、初の不許可 「放流水など現況把握せず」 /福岡

毎日新聞 2014年12月18日 00時00分

 直方市中泉の国道200号直方バイパス近くで福岡エコクリーン(福岡市博多区)が設置申請した産廃処分場について、県は「現況把握がされていない」と不許可にした。1992年に廃棄物処理法が改正され許可制となって以降、県による不許可は初めて。同社の寺本宗二社長は「環境省指針に基づき調査した」と話し、環境相への審査請求などの法的対応ができるか精査するとしている。

 同社の計画は、山林の谷間5万8650平方メートルに容量143万621立方メートルの管理型処分場に汚泥、廃プラスチック、ばいじんなどを埋める。2008年4月、県に環境調査書を提出し、12年4月には設置許可申請をしたが、周辺自治体などが反対の意見書を出していた。

 不許可決定は16日付。県は炭坑跡地で土石流危険渓流が含まれるのに地質調査不十分▽大気や騒音の把握のためのデータが周辺環境を反映したものと言えない▽放流水の現況把握がされていない−−などを理由とした。

 同じ場所では他に3社が調査計画書を県に提出している。周辺住民らの「中泉産廃最終処分場計画を考える会」は「問題が解決したわけではない。ごみ捨て場にはさせない」としている。【梅山崇】

〔筑豊版〕