共産党という名前を変える可能性はないか?

日本共産党の志位委員長が外国特派員協会で会見 質疑その⑥
記者=名前を変える可能性はないのか。

志位=変えるつもりはないんです。これは私たちの理想の社会が刻まれた名前であり、そして92年の不屈の歴史が刻まれた名前です。大事に使っていくつもりです。

「コミュニズム」の語源は、ラテン語の「コムニス」です。すなわち「共同」と言うことです。人間と人間が角を突き合わせて、いがみあって暮らすのではなく、支えあって共同して力を合わせて社会を作ろうというのが、元々の語源です。

日本でも「コミュニティ・センター」など、いろいろあります。「コミュニティ・センター」ってのは直訳すれば「共産センター」ということになります(笑)。

記者=綱領にある「社会主義革命」という考えを変えることはないか。これに多くの方が躊躇するのではないか。日本共産党が議席を確保した場合、天皇制そのものを廃止するという考えはあるのか。

志位=綱領の中では、「社会主義革命」という言葉はないんです。私たちは、権力をある勢力からある勢力に移行することを革命と呼んでいます。当面している「民主主義的変革」は、これは文字通りの「民主主義革命」です。それに続く社会主義への道は、私たちは「社会主義的変革」という言葉を使っています。これは民主主義革命を成し遂げた勢力が、さらに国民の合意を得て次のステップを進んでいくということがあり得るからです。

それから天皇制の問題についてですが、私たちは天皇の制度というものを、国民の合意で、これを本当の民主共和制に変えていくということを展望しています。ただ、この問題をどこで解決するかというのは、これは綱領では予め決めておりません。これは日本社会の発展のずっとかなり先の段階で解決される問題だと私たちは展望しています。

具体的に言いますと、民主連合政府というのを提唱しておりますが、この政府は天皇制の問題には手を付けません。私たちの当面する変革では、憲法については、天皇条項も含めて全ての条項を厳格に守る、そして平和的・民主的条項を全面維持するという立場です。

ですから私たちが参加する政権ができても、天皇制とはかなり一定の長期に渡って共存する可能性があると考えています。

司会=時間が来てしまいました。今日はありがとうございました。
短い時間で大変恐縮です。もし躍進できたらまた呼んでください(笑)。その時は時間をたっぷり取ってお話ができると思います。今日はありがとうございました

新日鉄住金広畑製鉄所前で「比例は日本共産党へ」

8日、日本共産党労働者後援会の皆さんと新日鉄住金広畑製鉄所前で早朝宣伝。「比例は日本共産党へ」「小選挙区は苦瓜かずしげへ」とメガホンで訴えました。8日付毎日新聞では「共産8議席から20議席を伺う」と中盤戦での情勢分析が報道されました。一方で「自民単独で3分の2も」という報道も・・。安倍暴走政治と正面から対決し、確かな力となる日本共産党へお力お貸し下さい。比例への1票は1票たりとも無駄にならず全て議席に結びつきます。「比例は日本共産党へ」の大波を皆さんのお力で広げに広げて下さい。お願いいたします。

日本共産党の志位委員長が外国特派員協会で会見 質疑その①
今回、日本共産党が大きく躍進すると報じられているが、理由はなぜだと思うか。

志位氏:まだ躍進は現実のものとなっておりませんので、答えは難しいんですが、ただ躍進の可能性が言われていることについて、若干のコメントをしたいと思います。

やはりこの2年間の安倍政権の政治、これがあまりにも民意に背く暴走の2年間だったと思います。これに対して、この政治は怖い、この政治は危ないという気持ちが国民の中に広がっています。この暴走を止めてくれる政党はどの党か、ということを多くの方々が考えておられます。
やはり国民の立場に立ってぶれない日本共産党こそ、この政治に立ち向かえるのではないかという期待が広がっているのを感じます。

同時に、私たちは対決するとともに対案を示してきました。経済の問題でも、外交の問題でも、国民の立場に立った対案を示してきました。この、対決とともに対案を示す、という姿勢も評価を頂いていると思っています。

是非、生まれている躍進のチャンスを現実のものにしたいと考えています。

 

夢前産廃問題・姫路市長「私的には産廃建設は大反対」

8日に開催された姫路市議会本会議で、夢前町の地元議員からの質問に対し姫路市長は「前から言っているが、私的には夢前町での産廃建設は大反対です」と答弁しました。その後も「なぜ住民から産廃建設反対署名を受け取らないのか?なぜ住民の声を直接聞かないのか?」との問いに対し「議員からの私的な紹介で、私的に会うことはできる」旨の答弁をしました。しかし、意味不明な答弁です・・。本会議の「公」の場での質問であるのに「私」を強調してばかり・・。結局「私的な紹介で私的に会うことはできる」という部分については、自ら不適切と認め答弁の撤回を議長に申し出てその部分については撤回が認められました。住民は産廃施設設置許可権者の石見利勝姫路市長に対して産廃建設反対を訴えているのです。先日、石見市長は次期市長選への立候補表明をしたばかりですが、自身の選挙前のリップサービスだけに終わらせるのではなく、住民の声を姫路市長としてしっかり受け止めるべきです。いずれにしても「私的」とは言え、住民運動の力によって「産廃反対」を本会議の場で市長が口にしたという事です。

7日、神戸・志位委員長演説会に4500人

7日、神戸/志位委員長演説会に4500人。

以下は志位和夫ツイッターより

神戸で訴え。どんどん聴衆が広がり、宣伝カーの前も後ろもデッキもぎっしりに。4500人!。私は何度もこの場所で訴えてきましたが、こんなにたくさんの皆さんが足を止めてくれたのは初めてで、大感激です。近畿ブロックで4議席目ー堀内さん勝利を

姫路みゆき通り宣伝

姫路みゆき通りを苦瓜かずしげ候補を先頭に練り歩きながらの街頭宣伝。商店主からも「今度は共産党」と期待の声が広がります。みゆき通り宣伝の後、苦瓜候補は神戸志位演説会会場へ。私は苦瓜宣伝車で飾磨、妻鹿、木場、八家、的形、大塩、津田、英賀保など海岸線を中心に約10箇所で街頭宣伝。日に日に車から手を振ってくれる方、マンションの窓から声援を掛けてくれる方、演説中に握手を求めてこられる方などが増え、党への期待の高まりを感じ演説にも力が入ります。近畿比例4議席目、兵庫から10年ぶりの国会議員議席が浮上してきました。残る1週間の選挙戦、安倍暴走政治に対抗する確かな力となる「比例は日本共産党へ」と、訴えに訴え抜きます。

みゆき通りで訴える苦瓜かずしげ候補

比例代表は日本共産党へ

 

比例は「日本共産党」と政党名を書いてご投票下さい。

選挙戦前半戦の節目となる、市田忠義副委員長を招いての街頭演説会を6日姫路駅ピオレ前で開催しました。寒い中たくさんの方にお越し頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。前半戦の論戦を終え、民主党は自民党と対決する足場を持たず、維新など第3極勢力は格差拡大を広げるだけのアベノミクスをさらに進めろと言っています。いよいよ、自民党対共産党の対決構図「自共対決」の構図が鮮明になってきました。消費税増税反対、大企業応援から暮らし応援の経済対策への転換、原発再稼動許すな、憲法9条を守れ、沖縄新基地建設を認めるな、そして金権腐敗の温床となっている政党助成金の廃止、この声は、こぞって日本共産党に託して下さい。兵庫では10年ぶりとなる日本共産党国会議員の議席が当落線上に浮上してきました。比例は「日本共産党」と政党名でお書き頂いて堀内照文候補を国会で働かせて下さい。候補者名で投票されると無効になります。比例は「日本共産党」とお書き頂いてご投票下さい。

左から兵庫11区苦瓜かずしげ候補、市田忠義副委員長、兵庫12区堀ゆずる候補、近畿比例ブロック堀内照文比例候補。

 

 市田演説会での司会進行役の後、市内各地で訴えに回りました。(写真は姫路駅ピオレ前)